2017年J1ベストイレブン。Fチャン編集部が選定、リーグ彩った名手たち【編集部フォーカス】

2017年J1ベストイレブン。Fチャン編集部が選定、リーグ彩った名手たち【編集部フォーカス】

  • フットボールチャンネル
  • 更新日:2017/12/05
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ジュビロ磐田のカミンスキー【写真:Getty Images】

リーグ最少失点を記録した磐田のポーランド人守護神

川崎フロンターレの劇的な逆転優勝で幕を閉じた明治安田生命J1リーグ。今季はどのような選手たちの働きが目立っただろうか。今回は、フットボールチャンネル編集部が選んだ2017シーズンJ1リーグのベストイレブンを発表する。

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GK:カミンスキー(ジュビロ磐田)
1990年11月26日生まれ
33試合出場28失点

ポーランド出身の守護神は、今シーズンも磐田のゴールに鍵をかけた。安定したセービング技術はどんなシュートでも止められるのでは、と思うほど。守備範囲も広く、ゴールから離れて対処することを躊躇わない。

チームは守備面で大きな成長を遂げたが、最後尾にカミンスキーがいる安心感も見逃せない。名波浩監督からの信頼も厚く、大井健太郎が不在のゲームではキャプテンマークを巻いた。

鹿島守備陣の要。国内最高峰のCBに

DF:昌子源(しょうじ・げん/鹿島アントラーズ)
1992年12月11日生まれ
34試合出場1得点

鹿島を支える守備の要は、全試合フル出場を達成。日本代表の一員としてロシアW杯アジア最終予選を戦う中でもコンディションを維持し、質の高いプレーを見せたことは称えられるべきだ。

常勝を義務付けられるチームにあって、2位で終えた今シーズンの結果に責任を感じているだろうが、昌子は国内最高峰のCBとして最後まで戦い抜いた。彼個人の評価が下がることはない。無論、昌子は自身の評価より鹿島のタイトルを臨んでいるはずだが。

新生フロンターレを後方から支えたDF

DF:谷口彰悟(たにぐち・しょうご/川崎フロンターレ)
1991年7月15日生まれ
34試合出場7得点

守備の肉付けが川崎Fをより強いチームに進化させ、リーグタイトル獲得に繋がったのなら、谷口の貢献度は非常に高い。全試合にフル出場し、7ゴールと攻撃面でも力を示した。

CBとしてはもちろんボランチでもプレーし、最後まで優勝を諦めないチームを後ろから支えた。的確なビルドアップで攻撃の出発点となり、力強い守りで守備の安定に一役買った。今回の一冠が谷口に何をもたらすのか楽しみである。

最少失点の磐田DF陣に不可欠なCB

DF:大井健太郎(おおい・けんたろう/ジュビロ磐田)
1984年5月14日生まれ
32試合出場5得点

闘志と冷静さを兼ね備えた、磐田のディフェンスリーダー。身長181cmとCBとしては決して大柄ではないが、空中戦では攻守両面出強さを発揮した。リーグ最少失点を実現した今シーズンの磐田において、最終ラインとチームを束ね続けた。

そのパフォーマンスは、日本代表に名を連ねるような選手たちにも見劣りしなかった。また守備の選手ながら、相手ゴール前で類まれな得点感覚を見せることがあり、5得点を記録している。

サイドバックをはじめマルチな活躍を見せたDF

DF:西大伍(にし・だいご/鹿島アントラーズ)
1987年8月28日生まれ
30試合出場1得点

プレーに知性と遊び心を感じさせるサイドバック。右が本職だが左でも質の高い働きを披露。さらにボランチやサイドハーフとしても機能し、選手交代を機にポジションを一列上げるなどチームの戦いに幅をもたらした。

サイドを駆け“使われる”だけでなく、彼がボールを持って起点になることで鹿島の攻撃は迫力を増していった。最終節・ジュビロ磐田戦の前半に負ってしまったケガの状態が心配される。

まさにいぶし銀。柏をけん引するキャプテン

MF:大谷秀和(おおたに・ひでかず/柏レイソル)
1984年11月6日生まれ
32試合出場5得点

中盤の底でどっしりと構え、的確にボールを散らしてテンポを作る。中央のエリアを留守にしないため、相手の攻撃を自身のところで潰すことができる。次々に活きのいい若手が台頭する柏は一度勢いに乗ったら手が付けられない破壊力を見せた。

そんなチームの中で、大谷はプレーの波もなく常に水準以上のプレーで周りを支えてきた。将来有望な選手が多数いるが、このキャプテンの牙城を崩せる者はまだいないのではないか。

ついにタイトル獲得。川崎Fのバンディエラ

MF:中村憲剛(なかむら・けんご/川崎フロンターレ)
1980年10月31日生まれ
32試合出場6得点

悲願の初タイトル獲得を達成した川崎Fにあって、中村は誰よりも頂点に立つことを望んでいたはずだ。プレーで、言葉で仲間たちをけん引した背番号14。彼とともにチームはリーグ終盤に猛烈な追い上げを見せ、逆転優勝を飾った。

川崎Fの中心には常に中村の存在があった。今シーズンも当然のように抜群のパフォーマンスを披露し、チームとしても最も欲しかったものを手にした。

天才肌のレフティー。鹿島の攻撃にアクセント

MF:遠藤康(えんどう・やすし/鹿島アントラーズ)
1988年4月7日生まれ
22試合出場2得点

独特のリズムでプレーする遠藤は、鹿島の攻撃にアクセントを加えている。当たり負けしない身体の強さを備え、スピードではなくタイミングで仕掛けるドリブルで相手の先手を取る。

今シーズンは負傷離脱した時期もあり、出場試合数は多くない。2得点も物足りなく映るかもしれない。しかし、遠藤を中心とした右サイドからの攻撃は鹿島の大きな武器となった。

右サイドを疾走。スピードという武器を持つウインガー

FW:伊東純也(いとう・じゅんや/柏レイソル)
1993年3月9日生まれ
34試合出場6得点

規格外のスピードで柏の右サイドで異彩を放ったのが、伊東純也だ。早いタイミングでサイドのスペースを使う時、彼の存在は常に相手の脅威となる。爆発力を活かした縦への突破はもちろん、中に持ち込んでシュートを放つなど、プレーから自信と余裕を感じさせる。

日本代表に初選出されるなど飛躍の1年となったが、今後も柏の大きな武器として成長を遂げていくはずだ。

キャリアハイの22ゴール。代表入りも果たした長身CF

FW:杉本健勇(すぎもと・けんゆう/セレッソ大阪)
1992年11月18日生まれ
34試合出場22得点

キャリアハイとなる22得点を記録するなど、リーグを代表するストライカーとなった杉本。得点王は逃がしたが、今シーズンの活躍は多くの人の記憶に残るはずだ。

J1復帰初年度のチームが3位でフィニッシュできたのも、最前線で輝き続けた杉本の存在があってこそ。また日本代表に名を連ねるようになり、移動などで負荷がかかってもパフォーマンスを維持したことも評価に値する。

劇的ゴールも連発。得点王に輝いた川崎Fの新主将

FW:小林悠(こばやし・ゆう/川崎フロンターレ)
1987年9月23日生まれ
34試合出場23得点

今シーズンからキャプテンに就任した小林は、最終節にハットトリックという離れ業をやってのけ、得点王に輝いた。チームも鹿島アントラーズを逆転し初優勝。小林は2つのタイトルを獲得した。

驚異的な追い上げで一気に頂点へ駆け上がった川崎Fは、15試合負けなしのままでシーズンを終えた。その期間で小林は14得点をマークしており、その貢献度の高さに疑いの余地はない。

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