小林悠のJ5人目4冠、主将就任時に語った言葉ゆえ

小林悠のJ5人目4冠、主将就任時に語った言葉ゆえ

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2017/12/06
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得点王に輝き表彰される川崎F小林(左)。右は佐藤美希Jリーグマネージャー(撮影・江口和貴)

悲願の初タイトルを手にした川崎フロンターレのFW小林悠(30)が「4冠」を達成した。Jリーグアウォーズが5日、横浜市内で行われ、小林は「最優秀選手賞(MVP)」「得点王」「ベストイレブン」の個人3冠に輝いた。チームのリーグタイトルを含めた4冠は、12年の当時広島のFW佐藤寿人以来、5人目。

2日の最終節大宮戦でハットトリックを達成し、大逆転でリーグ優勝と得点王を手にした小林は「最優秀選手賞」で自分の名を呼ばれると目を潤ませた。食事面から支えてくれた直子夫人(30)への感謝を口にすると、サプライズで夫人と2人の愛息が壇上に登場。夫人が「一番近くで頑張ってる姿を見てきたのでとてもうれしい」と祝福した瞬間、長男結翔(ゆいと)くん(3)がステージを爆走するハプニング。小林はパパの顔で「ビックリしました…」と笑顔を見せた。

今季、MF中村から主将を引き継ぎ、理想の主将像に、得点してチームを引っ張る広島FW佐藤(現名古屋)を挙げた。勝利から見放された4月、敗戦の責任をすべて背負い込み悩んだ時期もあったが、中村や副主将のDF谷口の支えもあり、試合中は得点を取ってチームを勝たせることだけに集中。悩みのトンネルから抜けた。主将就任時に仲間に「サッカーは下手だけど、チームを勝たせたい気持ちだけは誰にも負けないからついてきてほしい」と語ったことを明かし「主将マークを巻き、先頭で走ってきたからこのような素晴らしい賞がいただけたと思います」。

今季はプロ初の全試合出場を達成。連戦で筋力トレーニングができない時は、試合後のスタジアムでふくらはぎを鍛えるため、1分×4本の縄跳びを続けていた。15年に手術した右膝に痛みが走っても「優勝争いしてる中で痛いから休むのは主将はできない。意地というかプライドがある」とピッチに立ち続けた。開幕前に掲げた「得点王」「タイトル」「全試合出場」を成し遂げた結果「4冠」の大きな勲章が待っていた。【岩田千代巳】

◆小林がMVPと得点王のダブル受賞 98年の磐田FW中山、02年の磐田FW高原、05年のG大阪FWアラウージョ、08年の鹿島FWマルキーニョス、12年の広島FW佐藤に次いで6人目。いずれもベストイレブンも受賞。98年の中山の磐田は年間2位だったが、他の過去4人はチームも年間優勝。MVP、得点王、ベストイレブン、チーム優勝の「4冠」は12年の佐藤以来、5年ぶり5人目となる。ちなみに、12年の佐藤はフェアプレー個人賞も受賞している。

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