侍ジャパンが抱える「ストッパー問題」 小久保監督が選ぶのは...?

侍ジャパンが抱える「ストッパー問題」 小久保監督が選ぶのは...?

  • ベースボールキング
  • 更新日:2016/10/19
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注目のメンバー発表はこのあと。指揮官がストッパーに選ぶのは...?

◆ 今日メンバー発表

11月10日から開催される侍ジャパンの強化試合。来春に迫ったワールド・ベースボール・クラシックへ向けて、世界一奪回を目指す戦いがいよいよはじまる。

今日18日には、その強化試合に臨む代表メンバーが発表となる。前回の代表戦から8カ月が経ち、一体どのようなメンバーになるのか。今から楽しみだ。

◆ 侍ジャパンの「最重要課題」

侍ジャパンの“最重要課題”といえば、“ストッパー”の確立だろう。

昨秋に行われた野球の世界大会「プレミア12」。準決勝で韓国と対戦した日本は、3点リードで9回へ。ところが、決勝まであとアウト3つという状況からまさかの4失点を喫し、3-4で敗れた。

あの屈辱を繰り返すわけにはいかない...。しっかりとした勝利の方程式の確立が待たれるところだ。

まずは終わったばかりの今シーズンを振り返り、活躍したストッパーの名前を見ていこう。

【2016年プロ野球・セーブ数ランキング】
1位 43S サファテ(ソフトバンク) ☆防 1.88/WHIP 0.82
2位 37S 沢村拓一(巨人) ☆防 2.66/WHIP 1.28
3位 34S 中崎翔太(広島) ☆防 1.32/WHIP 1.13
4位 33S 山崎康晃(DeNA) ☆防 3.59/WHIP 1.39
5位 31S 平野佳寿(オリックス) ☆防 1.92/WHIP 0.98
6位 30S 松井裕樹(楽天) ☆防 3.32/WHIP 1.40
7位 28S 増田達至(西武) ☆防 1.66/WHIP 1.22
8位 21S 西野勇士(ロッテ) ☆防 3.35/WHIP 1.16
8位 21S マーティン(日本ハム) ☆防 1.07/WHIP 0.63
10位 20S マテオ(阪神) ☆防 1.80/WHIP 1.16

年間セーブ数の1位はサファテも、2位から8位までは日本人ストッパーが名を連ねており、その奮闘ぶりが伺える。

ちなみに、名前の横の☆印は今季の防御率とWHIP。WHIPとは「被安打と与四球を投球回で割ったもの」で、「投手が1イニング当たりに何人走者を出すか」を現す指標。メジャーリーグでは公式サイトでも扱われているほどで、わりとポピュラーな数字だ。

こうして見てみると、巨人の沢村はセーブ数こそ全体の2番目の数字を稼ぐも、防御率は4番目に悪く、WHIPも3番目に悪い。先発投手の勝ち星を消すシーンも多く、「セーブ王の割にどこか印象が悪い」というのは、こうしたところからも垣間見える。

◆ 浮かび上がる2人の名前

以上の数字から優秀な成績を挙げたストッパーを探してみると、2人の名前が浮かび上がってくる。広島の中崎翔太とオリックスの平野佳寿だ。

中崎というと、昨年まではストッパーとしてはやや心許ない部分もあったが、今シーズンは押しも押されぬ“守護神”へと成長。リーグ2位のセーブ数をマークし、チームを25年ぶりの優勝へと導く原動力となった。

防御率1.32は日本人ではトップの数字であり、WHIPも日本人では2番目。それでいてまだ24歳という若さも魅力で、これからの成長にも大いに期待がかかる。

もう一人の平野は、経験豊富なベテランストッパー。昨年は故障の影響で33試合の登板にとどまったが、それまでは5年連続で60試合以上に登板していた。

復活を果たした今シーズンは58試合に登板。苦しいチーム状況の中でも31個のセーブを挙げた。WHIPは日本人で唯一の0点台となっているように、安定した投球が光った。

◆ 強化試合は4試合!

若くして代表を経験している松井裕樹や山崎康晃といった投手も、もちろん頼りになる存在であることは間違いない。

さらに本番となる来春に向けて、レッドソックスの大ベテラン・上原浩治も候補に入っているという報道も出ているだけに、最後まで混迷を極めそうだ。

貴重な4試合の実戦で、小久保裕紀監督は誰を選び、そして誰を使うのか...。このあとのメンバー発表と、11月の4試合から目が離せない。

【侍ジャパン強化試合】
<日程>
・11月10日(木) vs.メキシコ代表
・11月11日(金) vs.メキシコ代表
・11月12日(土) vs.オランダ代表
・11月13日(日) vs.オランダ代表

<会場>
東京ドーム

<ルール>
☆公認野球規則に準じる
・全試合DH制を採用
・大会試合球はWBC使用球とする
・ドーピング検査対象試合とする
・投手の投球制限なし
・WBSC公認試合とする
・コールドなし
・9回を終了して同点の場合、10回以降タイブレークを実施
⇒12回で打ち切り(※12回終了時に決着が付かない場合は引き分け)

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