表情が乏しい子どもが増えている! 語彙力が解消のカギに?

表情が乏しい子どもが増えている! 語彙力が解消のカギに?

  • 進路のミカタ
  • 更新日:2018/04/17

「ヤバい」「ウザい」「ムカつく」などのお決まりの言葉しか言わない子どもが増えています。細かい感情表現を使い分けず全て同じ言葉で済ませてしまうと、語彙(ごい)力だけでなくやがて感情や表情も乏しくなってしまいます。このようにならないために、気を付けることを紹介していきます。

語彙力の低さと無表情の意外な関係

「表情に乏しい子が増えた」「子どもの表情から、考えていることが読み取れない」といった声が、教育者を中心に聞かれるようになりました。
このような子どもが増えている原因として、語彙(ごい)力の低下があるのではないかといわれています。

例えば、「つらい」「悲しい」「いら立つ」といった負の感情を表現する際、言葉を使い分けることをせず、「ヤバい」という言葉で片付けてしまう子がいます。しかし、多くの感情を全て「ヤバい」の一言で表現する癖が身に付くと、やがて語彙(ごい)が乏しくなり、自分の感情を的確に相手に伝えることができなくなってしまうのです。それと同時に、自分自身の細かな感情を把握することも難しくなります。

自分が今、悲しいのか悔しいのか、いら立っているのかを理解する前に「ヤバい」とひとくくりにしてしまうことで、子どもは自分の感情を自覚できなくなり、感情と表情の両方が乏しくなってしまうのです。

子どもが抱いている感情を言葉にしてあげることが大切

反対に、語彙(ごい)が豊かな子どもは自身の微細な感情も認識できるため、感情と表情がどちらも豊かになりやすいようです。

子どもが語彙(ごい)を増やしていくためには、大人や年長者の手助けが必要です。もし子どもが負の感情を感じていることが分かったら、「今はとても切ない気持ちなんだね」「その気持ちは、『悲しい』っていう言葉に当てはまると思うよ」などと声をかけ、子どもの気持ちを代弁してあげることが大切です。また、子どもがうれしそうなそぶりをみせたら、「楽しいね」「とっても感激しているんだね」と伝えてあげます。

このように感情と言葉をリンクさせる作業を繰り返すうちに、子どもは自分のさまざまな感情を理解できるようになるのです。

言葉の発達が、子どもの健やかな成長を促す

このように言葉と感情は深くつながっているので、言葉の発達が子どもの健やかな成長へと結びつくことが理解できると思います。

子どもの発達や健康と周囲の環境との関わりなどについて学ぶのが、児童学です。児童学を学ぶことで、子どもの発達や健康をサポートする仕事への道が開きます。「将来は子どもと関わる仕事に就きたい」「環境が子どもに及ぼす影響を知りたい」と考える人は、進学先で児童学を学んでみてはいかがでしょうか。

【参考サイト】
PRESIDENT Online
http://president.jp/articles/-/23725

すくコム NHKエデュケーショナル
https://www.sukusuku.com/contents/qa/17710

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