3年連続★★★★★、「グローバル・ベスト・ファンド」と「エス・ビー・日本債券ファンド」が到達

3年連続★★★★★、「グローバル・ベスト・ファンド」と「エス・ビー・日本債券ファンド」が到達

  • モーニングスター
  • 更新日:2021/10/14
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国内公募追加型株式投信(確定拠出年金、ファンドラップ専用、ETF除く)のアクティブファンドのうち、21年9月末時点で過去3年間(36カ月、2018年10月~2021年9月)連続してモーニングスターレーティングが最上位の5ツ星となったファンドは22ファンドある。前月に比べて3ファンド減少した一方、2ファンドが加わった。該当ファンドは、相対的な運用効率に優れていることを示す5ツ星を中長期的に継続して獲得しており、注目される。

モーニングスターレーティングは、運用実績3年以上のファンドを対象に、リスクを加味したリターンが、その属するモーニングスターカテゴリーの中でどの水準にあるかを5段階の★で示したものだ。最上位は5ツ星(★★★★★)で、相対的な運用効率に優れていることを示す。毎月上旬に前月末時点のレーティングを公表している。

21年9月末時点で3年連続5ツ星を獲得した22ファンドのうち、同月末時点の純資産残高の上位5ファンドを見ると、「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」、「スパークス・新・国際優良日本株ファンド」(愛称:厳選投資)、「大和住銀 DC海外株式アクティブファンド」、「新生・UTIインドファンド」、「野村 世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」となった。

新たに3年連続5ツ星となったのは、いずれも三井住友DSアセットマネジメントの「グローバル・ベスト・ファンド」と「エス・ビー・日本債券ファンド」(愛称:ベガ)。

「グローバル・ベスト・ファンド」は、日本を含む世界の企業の中から、グローバルレベルでの比較により成長が見込まれる銘柄に厳選して投資する。銘柄選択に当たっては、流動性のほか、業界の成長可能性、ビジネスモデルの優位性、経営陣の質、株価水準などを考慮する。実質的な運用は、米ティー・ロウ・プライス・アソシエイツが担う。21年8月末時点のポートフォリオを見ると、国別組入比率上位は米国55.3%、英国8.4%、ケイマン諸島6.8%、組入銘柄数は76で、組入上位は米『フェイスブック』4.3%、米『アマゾン』4.0%、米『ユナイテッドヘルス・グループ』3.9%となっている。なお、組入上位8位に日本の『リクルートホールディングス』が2.6%で入っている。21年9月末時点の過去10年間のトータルリターン(年率)は20.83%とモーニングスターカテゴリー「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」平均を7.80%上回り、カテゴリー内上位3%(85本中第2位)となっている。

「エス・ビー・日本債券ファンド」は国内公社債を投資対象とし、国債市場全体に投資した場合の収益を中長期的に上回る投資成果を目指す。運用に際しては、インカムゲイン(利息等収入)を確保するとともに、投資環境に応じて債券先物取引等を活用して、キャピタルゲイン(売買益)の獲得を目指す。21年9月末時点の資産構成比率は、債券94.8%、先物等▲5.4%、現金等10.6%。長期金利の上昇に備えて長期国債先物を売り建て、デュレーション(投資資金の平均回収期間)を短期化している。同月末時点の過去10年間のトータルリターンは1.80%とカテゴリー「国内債券・中長期債」平均を0.69%上回り、カテゴリー内上位6%(75本中第4位)となっている。

武石謙作

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