阪神・サンズ“チームファースト”一塁挑戦!23日初実戦

阪神・サンズ“チームファースト”一塁挑戦!23日初実戦

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2021/02/22

阪神春季キャンプ(22日、沖縄・宜野座)阪神のジェリー・サンズ外野手(33)が23日のDeNAとの練習試合(宜野座)で今年初実戦に臨み、一塁守備に就く。昨季は左翼を守り勝負強い打撃で虎を苦境から救ったが、今季は新外国人のメル・ロハス・ジュニア外野手(30)=前韓国KT=が加入するなど、チーム事情で一塁へ。早朝から一塁特守に励み、投内連係やシートノックでも巧みなハンドリングを披露。準備は万端だ。

■韓国では「経験している」

生まれ変わろうとしている虎の中でも、最も大きく役割を変えるのが、この男だ。左翼から一塁へとポジションを移す可能性が高いサンズが、23日の初実戦で、いきなり来日初の一塁を守る。

「韓国でも一塁を経験している。自分の中で新しいことはない。ただ、土のグラウンドで打球の速度も違う。そこにも慣れていかないといけない。少しずつ感覚を取り戻していきたい」

昨季打率・344、5本塁打、15打点と打ちまくり「火曜日の男」と呼ばれた助っ人が、火曜日から出陣-。この日は早出で一塁特守で備えた。

通常のゴロ捕球だけでなく、バウンドした送球を想定し、二塁ベース付近からのノックも精力的に受けた。投内連係とシートノックでも動きを確認すると、ランチタイムの特打では62スイングで柵越え7発。仕上がりの良さを見せつけた。

常にどっしりと構え、目まぐるしく状況が変わる世の中やチーム内の競争の中でも、あわてず騒がず黙々と自分の仕事をこなせる。そこがサンズの頼もしいところだ。

■佐藤輝、ロハス加入で

昨季は練習試合8試合で打率・174(23打数4安打)、1本塁打、1打点と日本球界への順応に手こずり、開幕は2軍で迎えた。だがチームが開幕後に1勝6敗となった窮状で緊急昇格し、初出場した6月27日のDeNA戦(横浜)で5-6の九回2死で守護神・山崎撃ちの逆転3ラン。そこから虎を勝たせ続けた。42試合で4番に座り、9月末までは得点圏打率・403と無類の勝負強さを誇った。

今季も不確定なことは多いが、動じない。コロナ禍で1月17日に入国したが同31日まで自宅待機となった。なんとか2月2日にキャンプに合流したが、状態を上げている間に、内野も外野も守れるD1位・佐藤輝(近大)が大ブレーク。高山は黙々と安打を重ねた。そこへ新助っ人ロハスまでやってくるだけに、昨季サンズが守った左翼、外野は最激戦区だ。矢野監督も「一塁をやっておいてくれた方がチームのためだし、本人のためだから。ハンドリングも結構うまそうだから、そんなに心配はないかな」と率直に期待をかける。

サンズ自身も「昨年の経験を生かしていいスタートを切りたい」と鼻息は荒い。最高の一手、それこそ矢野虎の“ハッピーハンズ”になるために。サンズは心して、一塁にチャレンジする。(長友孝輔)

★3人仲良く「ワスレマシタ」

助っ人3人衆が、そろいもそろってユニホームを忘れる珍事があった。マルテは大山の「3」、サンズは新井打撃コーチの「83」、スアレスは金村投手コーチの「73」を着て登場。珍トレ続きの1日だっただけに、報道陣から井上ヘッドへ「意図のあるシャッフルか?」との質問も飛んだが…。ヘッドは「簡単に言えば、純粋にあいつらが忘れたんだよね。外国人ばっかり。サイズが合うのを適当に着てただけ」と頭をかいていた。

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投内連係で1塁守備をこなすサンズ=かりゆしホテルズボールパーク宜野座(撮影・松永渉平)

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