
好投した巨人・横川凱 =甲子園球場(撮影・水島啓輔)
(セ・リーグ、阪神2―1巨人、6回戦、阪神4勝2敗、26日、甲子園)巨人・横川凱投手(22)が6回3安打無失点と好投したものの、打線の援護に恵まれず白星をつかめなかった。「(大城)卓三さんに引っ張ってもらって、テンポよく投げることができた。ストレートが良かったので変化球も生きて自分の投球ができた」と振り返った。最速145キロの直球に多彩な変化球を織り交ぜ、3回を打者9人で料理。1点リードの六回は先頭に安打を許したが、次打者のバントを素早くさばいて二塁封殺する機敏なフィールディングも見せた。原監督は二塁を踏ませない好投を「ナイスピッチング」とたたえた。