北新地放火 容疑者、家賃収入なくなり困窮か 生活保護2度申請も受給できず

北新地放火 容疑者、家賃収入なくなり困窮か 生活保護2度申請も受給できず

  • 産経ニュース
  • 更新日:2022/01/14
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谷本盛雄容疑者が生活していた住宅=昨年12月、大阪市西淀川区

25人が犠牲になった大阪市北区曽根崎新地のクリニック放火殺人事件で、患者だった谷本盛雄容疑者(61)=死亡=が10年以上、定職に就いた形跡がなく、直近の銀行口座の残高が0円だったことが明らかになった。生活保護を2回にわたって申請するなど、事件前にはかなり困窮していたとみられる。

大阪府警天満署捜査本部によると、谷本容疑者は昭和50年、父親の経営する大阪市内の板金工場で働き始め、平成22年10月まで市内の複数の板金工場で勤務。しかし、翌年に長男への殺人未遂事件を起こして服役し、27年の出所後も定職はなかったとみられる。

19年2月に、直前まで家族で暮らしていた大阪市西淀川区姫島の住宅を貸し出し、月7万円の家賃収入が10年以上あった。父親から相続した大阪市此花区の文化住宅も賃貸し、月5万5千円の家賃収入があったとみられる。

また、出所直後は銀行口座に約150万円の残高があったが、以降は預金を切り崩す生活が続いた。29年に此花区役所に生活保護を申請するも、家賃収入を理由に受給できなかった。令和元年9月には西淀川区の住宅の貸し出しも終了した。

昨年1月に83円を引き出したのを最後に口座の残高は0円に。住んでいた此花区の文化住宅の電気やガスも止められ、再び生活保護を申請したが認められなかった。それから空き家となっていた西淀川区の住宅に移り住んだが、事件前にはここでも電気やガスを止められたという。

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