
画像は「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」(公開中) (C)UNIVERSAL STUDIOS
シリーズ通算第10作となる「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」が世界で大ヒットを飛ばすなか、主演・プロデューサーを務めるビン・ディーゼルが複数のスピンオフ企画を準備中であることを米バラエティの取材で明らかにした。
「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」は、2部作として公開される完結編の前編。2025年公開の後編で、同シリーズはフィナーレを迎えることになっている。
ディーゼルはこのほど、「ワイルド・スピード」シリーズでサイファー役を演じるシャーリーズ・セロン主催のチャリティ「シャーリーズ・セロン・アフリカ・アウトリーチ・プロジェクト」のイベントに参加。この場で、同シリーズの女性キャラクターを主人公にしたスピンオフを準備中であることを明らかにした。
「2017年に他のスピンオフと一緒に、女性を主人公にしたスピンオフの開発を開始した。完結編の公開が早ければ早いほど、スピンオフ映画の公開を急ぐことができる」
「ワイルド・スピード」のスピンオフ映画といえば、元FBI捜査官のルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と元MI6エージェントのデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)を主人公にした「ワイルド・スピード スーパーコンボ」(19)が存在するが、サイファーを主人公にした映画など複数のスピンオフの企画開発が行われていることで知られている。
ただし、もともと「ワイルド・スピード」シリーズは第11作で完結する予定だったが、5月12日に伊ローマで行われたプレミアで、ディーゼルは「この映画にどれだけ多くのキャラクターと、どれだけ素晴らしい才能がいるか見てくれ」と語り、最終話を前後編の2部作ではなく、3部作にする構想があることも明かしている。