【楽しく解説】やってしまいがちな、腕時計の間違った取り扱いとは?

【楽しく解説】やってしまいがちな、腕時計の間違った取り扱いとは?

  • MEN'S EX
  • 更新日:2022/09/23

ついついやってしまいがちな、腕時計の取り扱いをM.E.時計班と長らくともに時計取材をしてきた兄弟誌『時計Begin 2022夏号 vol.108』からわかりやすく、楽しくご紹介!

先日、海中でクロノグラフを操作したら……(泣)。

基本的に水中での操作はNG。あとの3つにもご注意を!!

No image

何気な〜くやってしまう日課にも実は問題が!?

ひまグチ君(以下ひまグチ) 昔の時計は、やれ雨の日はダメとか自転車を運転するときは外せとか、とにかくウルサかったですよね。

髭ゼンマイ男爵(以下男爵) それはアンティークのハナシだろ? 重要なのは、タフになった現代モデルでも、扱いにおいていくつかのタブーがあるということ。

ひまグチ そう言えばこの間の海水浴でも、かなり怒ってましたよね?

男爵 そりゃ、お前が水中でクロノグラフを起動させるからやないかーい。

ひまグチ 300m防水なら浅瀬での時間計測くらい問題ナイっしょ?

男爵 いや、基本的に高深度防水時計でも、プッシュボタンの操作を水中で行うのはタブーだぞー。

ひまグチ フーン、そうなんだ。じゃあ部屋の中なら危険はないっしょ?

男爵 お前の場合はダメ〜!!  なんでいつもノートPCの上に置いて時間を計るんじゃ! あとバッグによく取り付けてあるフラップ留めのマグネット等も強磁力だから注意せーよ?

ひまグチ はいはい。お詫びに借りてたクンロク(※1)を磨いて返します!

男爵 おい。金無垢ケースはゴシゴシ磨いちゃダメって言っただろ〜!

ひまグチ 男爵は金持ちなのに、ナニカト細かいっすよね〜。

男爵 全部ワシのだからやないかーい! やるなら自分の時計でやって!

※1 1932年に発表されたパテック フィリップの代表モデルRef.96、通称クンロク。カラトラバシリーズの原点といわれている。

>> 「時計あるあるトラブル集」を詳しく見る

時計あるあるトラブル集!?

機械式時計は非常に繊細な構造や緻密なバランスで成立しているアイテムだ。十分に分かっちゃいるけど、ついついやってしまうNGな使い方をピックアップ。

1. 水中でクロノグラフを操作!

No image

頼りがいあるルックスのダイバーズを手に入れたなら、使い倒したくなるのが人情だ。さらにクロノグラフが付いていたなら、潜水時間計測にチャレンジしたくもなる。しかし水中でのプッシュボタン操作は禁物。水圧等にもよるが、ヘタをすると内部に水が浸入することもあるので要注意だ。

2. 時計のゼンマイを巻きすぎた

No image

手巻き式の時計は自分の時間を自らが作りだすかのようで非常にロマンチック。いきおいよくリューズを巻く力にも熱が入る人も多い。きっちり最後まで巻き上げようとするのは分かるが、巻き止まり以上に回すとゼンマイが切れてしまう。終点を探りつつ重みが強まったらゆっくり巻くべし。

3. 金無垢の時計をゴシゴシ布で磨きすぎた

No image

金色の輝きはステンレススティールにはないリッチ感が最大の魅力。そのポテンシャルを十分に引き出すべく頻繁に磨いている、てな人はぜひ気をつけて。18Kは金属の中でも比較的軟らかい素材であり、布に付着した塵や異物などで擦れてキズとなる場合が意外に多い。磨き布は清潔なものが絶対だ。

4. スマホの上に置きっぱなしに!

No image

もはや日用品として腕時計以上にマストな存在である携帯電話。ともに手元にて用いるアイテムだけに近づけてしまいがちだ。特にスマートフォンはスピーカー付近に強い磁力を持ち、近づけておくと時計が磁気を帯びてしまうこともある。仕事や作業時など、意識して離しておくのが賢明だ。

No image

髭ゼンマイ男爵
先祖の遺産を時計趣味に注ぎ込むことで、それなりのコレクションと知識を確立したセレブ。ひまグチ君の時計の師匠だが、常にほろ酔いのため脇が甘い?

No image

ひまグチ君
恩ある男爵からかすめ取った時計で、いっぱしのマニアを気取るヒマ人。ネットの情報だけで知ったかぶるので失敗多数。でも時計は大好きという愛すべき小物。

もっと知りたい方はこちら!

No image

『時計Begin 2022夏号 vol.108』980円 >> Amazon.co.jpで購入

[時計Begin 2022夏号 vol.108]を再構成 ※表示価格は本書発売時(2022年6月10日現在)の税込み価格

n-minami

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加