侍J・栗山監督 大谷からサンドバルの情報収集?「やっかい、かけ算のようなチーム」と警戒

侍J・栗山監督 大谷からサンドバルの情報収集?「やっかい、かけ算のようなチーム」と警戒

  • デイリースポーツonline
  • 更新日:2023/03/21
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大谷(中央)と話し合っている時にやってきたヌートバー(右)に敬礼する栗山監督(撮影・吉澤敬太)

野球日本代表「侍ジャパン」が18日(日本時間19日)、フロリダ州マイアミ市内で渡米後、初めての全体練習を行った。

約2時間、佐々木朗や山本ら投手はブルペン入りし、吉田正やヌートバー、村上ら打者はフリー打撃で柵越えを連発した。栗山監督は「僕は時差ボケでダメなんですけど、選手に聞いたらみんな大丈夫だって。若いっていいですね」と笑わせながら、「自分の調整をちゃんとやってくれたなと思います」と目を細めた。

前日17日には準々決勝が行われ、メキシコがプエルトリコに逆転勝利。準決勝の対戦相手が決まった。栗山監督は「勢いあるよね。いい選手が何人も、メジャー組もいますけど。1対1の戦いじゃない中でね、かけ算のようなチームになっている。ちょっとしっかりと分析しながら、できる限りのことをやっていきます」と警戒。「本当にここまできたらみんな、後ろのことと、後のことを考えずに全力で、魂を懸けて戦ってくるから」と気を引き締めた。

練習中には大谷と2度、長い時間話し込むシーンがあった。メキシコの先発は、左腕のサンドバル。エンゼルスでは大谷の盟友ともいえる存在で、情報共有していたと見られるが「話してた?まあまあまあ、そのうちゆっくりとね」とけむに巻きながら、「ここまでくると魂のぶつかりあいで、力の差があるとかそういうことじゃないので。いろんなことが起こるし。でも、そういう戦いこそが野球のすごさなのでね。それにのみ込まれないように、そういう形の試合ができるようにしていきたい」と前を向いた。

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