【ウインターカップ2017 コラム】二上耀(北陸)高校屈指のガードとしてチームを成功に導くには、昨年以上の活躍が絶対条件

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  • 更新日:2017/12/08
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キャプテンとして名門北陸の命運を握っている二上

昨年のウインターカップで飛躍した選手の代表格は誰か? と問われれば、北陸の二上耀と答える人も多いだろう。初戦の福岡大附大濠相手に25点、続く育英戦で26点と接戦をモノにする原動力になり、準々決勝の東山戦でも27点、9リバウンドを記録。この活躍がきっかけで、U19代表の合宿に召集されるなど、注目度が一気に上がった。

しかし、3年生になった今年は、キャプテンとしてチームを牽引しなければならないプレッシャーがあったのか、成長は小休止という印象がある。帝京長岡に競り負けた北信越大会決勝、桜丘に4Qで引き離されて敗れたインターハイ2回戦では、いずれも20点以上を記録しているものの、エースとしてチームを勝利に導くことができなかった。二上は夏までのチームと自身について、次のように振り返る。

「チームはインターハイの時、日本一というのが言葉だけだった部分があり、全員で日本一に向けてという気持がそろっていなかった。僕の足が止まってしまうとチーム全員が止まってしまい、雰囲気も悪くなる。キャプテンでエースということもあって、自覚しなければウインターカップもインターハイのようになってしまう」12月1日に取材した際、練習の最後に行われたフルコートを2往復半するダッシュで、二上は規定の時間内でフィニッシュす流だけでなく、常に先頭を走っていた。それは、普段の練習からキャプテンとしてチーム牽引しなければならないという意識の現れであり、チームメイトへの声かけも積極的だった。

久井茂稔コーチが「いろいろな意味でポイントになるでしょうね」と言うように、二上はオールラウンダーとしてより高いレベルのプレーが求められる。ドライブ、ポストアップ、アウトサイドのジャンプシュートなど、得点パターンの豊富さは、仲がいい北陸学院の大倉颯太同様に高校トップレベル。北陸らしい走ってアグレッシブに攻めるスタイルの先陣を切ることは、スコアラーとして強烈な存在感を示すうえでも欠かせない。その一方で、「自分自身が得点を取らないとチームの得点も伸びないと思うけど、自分自分ってなるよりも周りの選手が必要。試合に負けて自分が活躍しても意味ないので、自分の得点が伸びなくても周りのおかげで勝てたとしたらチームに貢献していると思うので、そこを大事にしていきたいです」と語るあたりは、チームメイトに対する強い信頼感があることの証とも言える。

1年生の時に患ったハセドー病を克服し、誰もが認める大黒柱となった二上は、「1年生の時は試合に出られなかったけど、成長させてくれる部分では、精神的にもプレー的にも大きなきっかけを久井先生からも重野(善紀)先生からも学べたので、北陸に来てよかったです」と話す。高校生活最後の全国大会となるウインターカップでは、2勝すれば北信越大会決勝で悔しい思いをさせられた相手、帝京長岡との対戦が待ち構えている。「北信越も完全燃焼で負けたわけじゃないので、チャンスがあるという気持を全員で持って、リベンジしたいです」という言葉を現実にするためには、二上が心身両面でタフに戦い続けるしかない。帝京長岡へのリベンジを果たすだけでなく、北陸が2010年以来となるウインターカップ制覇を果たすには、昨年以上に活躍することが絶対条件である。

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