脅威ではない!? 元SMAPでAbema話題もテレビの代替にはならない理由

脅威ではない!? 元SMAPでAbema話題もテレビの代替にはならない理由

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  • 更新日:2017/11/15
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72時間ホンネテレビの一場面。アベマTVから

累計視聴数は7400万。地上波を脅かす存在になりうるのか──。

インターネットテレビ局「Abema(アベマ)TV」で11月2~5日に、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の元SMAP3人が出演した番組「72時間ホンネテレビ」。放送中からネットには多数の関連記事が掲載され、SNSでも話題となった。

3人が出演するだけでも話題となったが、ゲストや内容も注目された。矢沢永吉のビデオメッセージに始まり、爆笑問題、橋下徹、伊達公子、市川海老蔵、堺正章、山田孝之らが登場。元SMAPメンバーでオートレーサーの森且行も21年ぶりに3人と共演した。稲垣が結婚式を挙げるという「ドッキリ」もあって、企画力が光っていた。

SMAPの番組を放送していたテレビ局の社員は、衝撃を受けたという。

「いろんな意味で挑戦的で、昔、テレビがおもしろいと言われていた時代を思い起こしました」

アベマTVは基本的に無料。CMもあって、広告収入に頼る地上波と似たようなモデルだ。視聴率低下に悩むテレビ局にとって脅威とならないのか。

ある大手広告会社の社員は冷静な反応だ。

「現状のアベマTVと地上波テレビのCM料金は、時間帯や規模にもよりますが2桁は違う。地上波のゴールデンタイムだと、数十億円をかける企業もある。アベマTVで今後、大手企業のCMが増えることはありえるが、やはり強いコンテンツがないと」

広告業界に詳しいインテグレート代表の藤田康人氏は、今回の放送中、地上波の番組の視聴率が低下していないことに着目した。

「視聴者層が地上波と異なっているので、ネットテレビが代替することにはならないでしょう。広告は若者層がターゲットの製品分野が主流で、むしろ他のネット、動画広告から企業の予算が流れるのではないか」

現状では業界の中でのパイの奪い合いのようだが、地上波で難しくなった若者層に発信できることは示せた。今後の展開が注目される。(本誌・大塚淳史)

※週刊朝日  2017年11月24日号

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