おなかの上、歩けます!キューピーに見える豊岡市竹野浜「猫崎半島」

おなかの上、歩けます!キューピーに見える豊岡市竹野浜「猫崎半島」

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  • 更新日:2016/12/01
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おなかの上、歩けます!キューピーに見える豊岡市竹野浜「猫崎半島」

兵庫県豊岡市にある竹野浜海岸は、夏は海水浴、冬はカニ料理が食べられる人気の観光地。竹野浜をひときわ美しく見せているのが、日本海に小さく突き出た猫崎半島だ。
まるで猫が背を丸めているかのような姿が猫崎半島の名の由来というが、いつの頃からか「キューピーがあおむけで寝ている」「お昼寝キューピー」と話題に。
そう思って眺めると、もうキューピー以外には見えない「キューピー半島」なのだ。

■歌川広重も称賛した竹野浜と猫崎半島の風景

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写真:塚本 隆司

地名の由来に「〇〇に似ているから」というのはよくあること。しかし「いわれてみれば、そう…かな?」と半信半疑ながらも納得するしかないのがほとんど。猫崎半島の名も同じで、猫が「丸くなっている」「耳を立てている」というのが由来。竹野浜から眺めて見ると、猫に見ようと思えば見える…かも知れない。少なくとも、ここから見る限り、キューピーの姿には見えない。

写真は、江戸時代の浮世絵師・二代目歌川広重が「諸国名所百景」で「但馬鷹のはま」として描いたことを記した記念碑の、のぞき穴から見た風景。絵に描かれた季節は春で、帆掛け船が浮かぶ穏やかな海と砂州、猫崎半島は桜をまとっている。美しい景観は、今も昔も変わらない。

■これがキューピー半島!

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写真:塚本 隆司

どこから見ればキューピーに見えるのか。東西に少し離れて眺めてみよう。特に城崎温泉や日和山海岸方面から竹野へと向かう道路で見える姿。これが、まさに「あおむけに寝ているキューピー」なのだ。
誰がいつから呼び始めたのかは定かではないが、「お昼寝キューピー」「キューピー半島」との愛称がついた。

大きなおなかと顔、頭の先には巻き髪がピンと立っているように見える。山陰海岸国立公園のリアス式海岸の風景だが、1度キューピーと思ってしまうと、それ以外には考えられなくなってしまうのだ。
(曲がりくねった道路で見通しが悪いため、事故のないように気を付けよう。)

■おなかの上、歩けます!

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写真:塚本 隆司

キューピーに見えることも驚きだが、あのおなかや顔の上は「山陰海岸国立公園近畿自然歩道猫崎線」というトレッキングコースになっている。頭の先にある猫埼灯台まで歩いて行けるのだ。

猫崎半島は延長1.2キロメートル、幅はおよそ250メートルの細長い半島。先端の猫埼灯台は、兵庫県の最北端だ。
おなかに見える高い山は「賀嶋山」といい、標高は141.4メートル。単なる山歩きではなく、登山なのだ。灯台まで片道およそ1時間の行程だが、ロープ伝いに上る場所もある。サンダルで行こうなど、決して思わないこと。

写真は、竹野浜海水浴場のすぐ西にあるジャジャ山の展望台から見た風景。観光パンフレットに使われている写真は、ここから撮られたものが多い。展望台へは、北登り口から10分足らずで上れる。登山は無理だけど、高いところから眺めたい人にオススメだ。夕日の鑑賞スポットでもある。

■登山もいいけど、ブラタモリ気分でジオスポットめぐり

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写真:塚本 隆司

猫崎半島の付け根にある無料駐車場が、登山口だ。「スニーカーや登山靴の着用」「歩道から外れない」などの注意書きがあり、2人以上での登山を勧めている。

登山口から10分足らずのところに、絶景スポット「賀嶋公園」がある。「山陰海岸国立公園近畿自然歩道猫崎線」のスタート地点だ。ここまでは、階段などが整備され、散歩気分で気軽に行ける。
夏には、朝日と夕日に加え、漁火(いさり火)が見えるスポットだ。春には、美しい桜が見られる。シーズンオフは、木々が生い茂り眺望を遮るところもあるが、山陰海岸国立公園内のため、むやみに伐採できないので仕方がない。

登山以外の見どころは、山陰海岸ジオパークにも認定されている自然。半島の西海岸には、日本海の荒波が作り出した波食棚が広がり、「波食甌穴群(はしょくおうけつぐん、ポットホール)」という穴がいっぱい。他にも柱状節理や地層が見られるので、ブラタモリ気分で見て回るのも楽しいだろう。

■登山や海岸の散策後は、温泉へ

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写真:塚本 隆司

トレッキングはもちろん、海岸をめぐった後は、温泉に入って汗を流したいもの。登山口から5分も歩かないところにある「海の見える温泉レスト北前館」に、日帰り温泉「誕生の湯」がある。

竹野浜海水浴場に面しており、眺めがよい。露天風呂やサウナもあるので、汗を流し疲れた体を癒やすのに最高だ。竹野自慢の海の幸を使った海鮮丼などが食べられる海鮮レストラン「白帆」や土産物店、ジオパークや北前船の寄港地として栄えた竹野浜を紹介するミュージアム(無料)などもあり、竹野海岸や猫崎半島を満喫した帰りには、立ち寄りたい施設だ。

■キューピーに見える猫崎半島

一度キューピーだと思って見てしまうと、どう見てもキューピーという不思議な景色の猫崎半島。見た目だけではない。近くに行けば、トレッキングや海水浴、ジオパークめぐり、カニや活イカなど日本海の幸、そして温泉と盛りだくさん。とても一日では味わい尽くせない魅力が詰まった場所なのだ。
竹野浜海岸へ、キューピーに会いに出掛けてみませんか。

関連MEMO

たけの観光協会

豊岡観光協会

山陰海岸ジオパーク

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