婚活女性は現実的なのか?結婚相手に求める理想と現実

婚活女性は現実的なのか?結婚相手に求める理想と現実

  • Business Journal
  • 更新日:2017/12/06
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結婚情報サービス「ゼクシィ」から生まれた2つのサービスが人気を集めている。総合婚活サービス「ゼクシィ縁結び」と恋活アプリ「ゼクシィ恋結び」だ。

生涯未婚率が過去最高を記録するなか、これらのようなマッチングサービスを利用して結婚する人が増えている。リクルートブライダル総研の「婚活実態調査2017」によると、16年に結婚した人の11.3%が婚活サービスで相手を見つけているのだ。

リクルートマーケティングパートナーズ執行役員の貝瀬雄一氏は、この数字について「20年には20%まで高まるのでは」と語る。マッチングサービスの進化と利用者の実態について、貝瀬氏に話を聞いた。

●未婚の20代男女、5割以上が「交際経験なし」

――婚活においては、男女ともに「出会いが少ない」という声があります。実態はどうなのでしょうか。

貝瀬雄一氏(以下、貝瀬) 50歳まで一度も結婚したことがない人の割合を表す生涯未婚率は、2000年以降に高まっています。15年の国勢調査では男性23.37%、女性14.06%で、ともに過去最高でした。

主な理由は、単純に「出会いがない」というもの。現在、未婚男女のなかで「お付き合いを一度もしたことがない」という方が約28%います。20代に限れば50%以上となっており、特に若者で顕著です。

――その理由は、なんなのでしょうか。

貝瀬 若者たちの間でコミュニティが分散化して小さくなっているからではないでしょうか。上の世代では、「出会いの場」として「職場」や「大学のサークル」が多かったのですが、若者たちには「そこでは波風を立てたくない」という意識が働いているようです。

職場は飲み会が減少してコミュニティが希薄化しています。同じく、大学のサークルも昔のようにベタベタした関係ではなくドライなつながりになっています。

そして、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の発達により、5人くらいの小さな規模のコミュニティがたくさん生まれるようになりました。そのなかで異性のパートナーを見つけるのは難しい。また、そこで出会って別れると、コミュニティを壊してしまうことにもつながります。

若者のなかには「彼氏・彼女がいなくても別にいいです。毎日楽しい」という感覚で生きている人も少なくありません。「リスクを冒してまでコミュニティの空気を悪くしたくない」というのが、今の若者の生き方です。

昔は「結婚適齢期には結婚しなければならない」という共通認識がありました。しかし、今は価値観としてもライフスタイルとしても「結婚しなければいけない」という意識が過去に比べてなくなった。そうした変化が大きいでしょう。

そこで、新しい出会いの場として弊社が提供しているのが「ゼクシィ縁結び」や「ゼクシィ恋結び」などのマッチングサービスなのです。

――マッチングサービスを活用した結婚は、年々増えています。

貝瀬 アメリカでは、すでにネットのマッチングサービスでパートナーを探すという文化が根付いています。早晩、日本もそのようになっていくでしょう。16年に結婚した人の11.3%が婚活サービスでパートナーを見つけていますが、この数字は20年には20%まで上がると考えています。

●婚活サービスで結婚できる人の共通点

――「ゼクシィ縁結び」ですが、どうやって他社との差別化を図っていますか。

貝瀬 「ゼクシィ」というブランドを最大限に活用して、まずはネットの婚活サービス、そして、婚活エージェントの「ゼクシィ縁結びカウンター」、婚活イベントを提供する「ゼクシィ縁結びパーティー」という3つのサービスを展開しています。ネットとリアルの両方で出会いの場を提供していることが特徴であり、弊社の強みです。

「ゼクシィ縁結び」では、登録して18の設問に回答すると、13パターンの価値観タイプに診断されます。そして、価値観の合う異性の方が導きだされ、毎日4人の方をご紹介します。メッセージのやりとりが続いた後で、「そろそろお会いしませんか」と提案する流れになります。この際、異性と連絡先を交換することもできますが、弊社が運営するコンシェルジュサービスというデートセッティング代行機能を利用することも可能です。安全かつ安心であることに加え、個人情報保護の観点などから見ても、コンシェルジュサービスは好評です。

「ゼクシィ縁結びカウンター」は入会金3万円、月額利用料9000円からで成婚料やお見合い調整料は不要。通常の結婚相談所と比較して約3分の1のコストなので、気軽に利用することができます。接客担当は20代から30代の女性が中心で、ブライダルアドバイザー経験者が多いです。「ゼクシィ縁結びカウンター」の女性会員の4分の1は20代なので、会員の価値観に合わせたサービス提供を意識しています。

――マッチングサービスでは、男女ともにどのような点をアピールすべきでしょうか。

貝瀬 男性は、まずプロフィール文をしっかり書くことがポイントです。自分の価値観や好きなもの、ライフスタイルをイメージする。また、文章でも写真でも、誠実さをアピールするような内容が好ましいです。たとえば、動物と一緒に笑顔で写っていたり、清潔感のある服装だったり……また、外で撮影したほうがいいですね。

女性も同じです。男性よりも写真を多くアップするといいでしょう。友達と一緒の写真や全身の写真、旅行やグルメを楽しんでいる写真が望ましいですね。男性は文章より写真によって相手に好意を持つことが多いので、人となりがわかるような写真を多用すればマッチング率が高まります。

――男女とも、結婚相手に対してどんなことを求めているのでしょうか。

貝瀬 女性は現実的で、相性もさることながら年収や経済力を評価点に置く傾向にあります。「理想は年収600万円以上」と考える方が多いです。ただし、「年収600万円以上で独身の男性」という条件になると、割合は約13%。そのため、「世帯年収」という考え方を提案して、選択肢を広げることをすすめます。

一方、男性は会ったときの印象、人柄や相性などを重視する傾向がありますね。

●女性からの人気が高い男の趣味は「国内旅行」?

――恋活アプリの「ゼクシィ恋結び」については、いかがでしょうか。

貝瀬 「ゼクシィ恋結び」では、「出身大学や生活エリアが同じ」「休日の過ごし方が似ている」といったつながりが重視されます。

「ゼクシィ縁結び」と同様に、男性は誠実さをアピールし、女性は人となりがわかるような写真をアップすることで、それぞれの人間性を伝えれば、マッチング率はより高まります。会員は20代が中心です。

趣味も大事です。アプリの登録者数約30万人というビッグデータから判明したのは、「恋活市場でもっとも女性に人気が高い趣味は『国内旅行』」だということ。2位に圧倒的な差をつけています。

一方、男性1人当たりのマッチング率が高い趣味は「海外旅行」が1位で、2位は「仕事と学び」、3位は「アート・美術館めぐり」でした。万人受けしない趣味であっても、それに好意や共感を抱いてくれた女性とはマッチングしやすいといえます。

趣味についても、噓をつかずに積極的に開示することで、相手からの理解が得られます。そして、マッチング率が高くなります。

――地方自治体との提携も活発ですね。

貝瀬 「ゼクシィ縁結び」と大阪府が、結婚・婚活支援に向けた連携・協働を目的とする事業連携協定を締結しました。第1回の取り組みとして、大阪府内の地元施設や特産物を使用した婚活パーティーを開催しました。

ほかに“ご当地結び”として、佐賀県、広島県、栃木県でも提携の事例があります。今後も、自治体との連携は増えると思います。会員は地方より首都圏に集中しているので、イベントに協力することで自治体との提携を強化しています。将来的には、50歳以上のシニア層の方々にもサービスを提供していきたいですね。

――シニア向けの「ゼクシィ縁結び」や「ゼクシィ恋結び」は、今後の検討課題ということでしょうか。

貝瀬 先に申し上げたように、今は生涯未婚率が高まっています。シニア向けの結婚相談所はすでにありますが、ネットとリアルの両面から提供する総合的なマッチングサービスについては、会員のニーズに合わせて今後検討したいと考えています。
(構成=長井雄一朗/ライター)

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