北朝鮮、長年凍結していた原子炉の建設再開か 新たな衛星画像で判明

北朝鮮、長年凍結していた原子炉の建設再開か 新たな衛星画像で判明

  • CNN.co.jp
  • 更新日:2022/05/15
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北朝鮮が、長年凍結していた原子炉の建設を再開したとみられることが分かった/KCNA/AFP/Getty Images

(CNN) 北朝鮮がここ数週間で、長年凍結していた原子炉の建設を再開したとみられることが、新たな衛星画像や米情報機関の報告に詳しい情報筋の話から分かった。原子炉が完成すれば、核兵器用プルトニウムの生産能力が大幅に拡大しそうだ。

衛星画像は米宇宙企業マクサーが撮影したもので、画像を分析した米ミドルベリー国際問題研究所の専門家によると、北朝鮮が寧辺核施設の第2原子炉の建設を再開したことを示しているという。

この原子炉は1980年代後半から稼働している寧辺の既存の原子炉の10倍程度の大きさがある。

事情に詳しい情報筋によると、米当局も寧辺での最近の動きを把握しており、状況を注視している。北朝鮮は原子炉の建設再開を試みていることを隠そうとしていないという。

この情報筋は、北朝鮮は核開発の進展と野心を外部に誇示している様子だと説明。建設再開は自国が核武装国家であることを証明しようとする北朝鮮政府の狙いと一致するとも述べた。

専門家は、北朝鮮がどの程度のスピードで建設を完了できるかは推定が困難だと指摘する。ただ、ミドルベリー研究所の兵器専門家ジェフリー・ルイス氏によると、稼働が開始した場合、北朝鮮のプルトニウム生産能力は10倍に増える可能性がある。

北朝鮮が同原子炉の完成に向け新たな措置を取ったことを示す特定の情報があるかとの質問に対し、米国防総省の報道官はコメントを控えた。

北朝鮮は94年、米朝枠組み合意に基づき、寧辺の当該原子炉の建設を停止した。ルイス氏によると、この時点では完成はまだ何年も先の状態だった。

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