80歳夫が81歳の妻殺害 法定刑の下限、懲役5年求刑 検察側「介護で疲弊、動機あった」

80歳夫が81歳の妻殺害 法定刑の下限、懲役5年求刑 検察側「介護で疲弊、動機あった」

  • 神戸新聞NEXT
  • 更新日:2022/01/15

昨年5月、神戸市西区で81歳の妻を刺殺したとして、殺人罪などに問われた被告の男(80)に対する裁判員裁判の論告求刑公判が14日、神戸地裁(野口卓志裁判長)であった。検察側は殺人罪の法定刑の下限である懲役5年を求刑。弁護側は承諾殺人罪の適用と執行猶予付き判決を求めた。判決は20日。

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神戸地裁=神戸市中央区橘通2

争点となった被害者の承諾を巡り、検察側は「被害者は殺害方法を知らず、日時や場所も認識していなかった」と否定。被告について「妻の介護で疲弊し、承諾がなくても殺害する動機があった」と述べた。介護の悩みを周囲に相談せずに刺殺を選んだとして、判断の安易さや残忍さも強調した。

弁護側は、事前の会話で被告と妻が心中に合意したと主張。「被告を恨んでいない」とする長男と長女の証言や、被告の年齢を踏まえ、執行猶予を希望した。

最終意見陳述で被告は「罪の深さを感じて毎日後悔ばかりしております。本当にごめんなさい」と供述した。

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