【センバツ】東邦の石川 兄の中日・昂弥から「頑張れよとLINEが来た」も「自分の甲子園」聖地初安打

【センバツ】東邦の石川 兄の中日・昂弥から「頑張れよとLINEが来た」も「自分の甲子園」聖地初安打

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2023/03/20

◇第95回選抜高校野球大会1回戦 東邦6-3鳥取城北(2023年3月19日 甲子園)

No image

<第95回選抜高校野球大会 第2日 東邦・鳥取城北> 初戦を突破し、笑顔を見せる石川主将(左から3人目)ら東邦ナイン (撮影・須田 麻祐子)

センバツ最多5度の優勝を誇る東邦が、前回優勝した2019年以来、4年ぶりに甲子園で勝利。鳥取城北を下し、初戦を突破した。

中日・石川昂弥を兄に持つ主将の石川瑛貴は4回に先頭で中前打を放ち、甲子園初安打。この一打が一挙3点の呼び水となった。

試合を振り返り「初戦は一番緊張する。勝ちきれたのは良かった。声援もよく聞こえて力になった」と安堵の表情。甲子園での勝利は兄・昂弥を擁して優勝した2019年以来で「4年ぶりの甲子園で優勝を目指してやってきたから、みんなで校歌を歌うことが出来て良かった」と笑みを浮かべた。

初安打には「(相手投手の新庄は)変化球が多い投手だったので、そこに狙いを絞っていた。積極的に初球から打てた。ちょっと開いて先っぽになったけど、ヒット1本で甲子園が盛り上がるのはすごいと感じた」と実感を込め「そこから宮国を楽にさせようと、みんなでつないで得点につなげることができた」とうなずいた。

兄・昂弥と比較されることは多いものの「兄の存在は気にはしていない。自分の甲子園だと思って戦っていきたい」と語る。それでも「きのう寝る前に“頑張れよ”とLINEが来た。節目節目に言葉をもらえるのはうれしい」と兄の激励も力に変えて、聖地で待望の白星をつかんだ。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加