
YBS山梨放送
サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)初戦を翌日に控え、ヴァンフォーレ甲府(VF甲府)の篠田善之監督らが19日、試合会場で公式会見に臨んだ。篠田監督は「勝ちにこだわる」と初陣勝利への執念を口にした。
オーストラリアの強豪「メルボルン・シティ」との試合が行われるのはレクタンギュラースタジアム。記者会見には篠田監督と関口正大主将が出席した。
篠田善之監督
「長い距離を移動してきたので、選手のコンディションのためにできる限りのことをクラブとやってきたつもり。(J2)リーグ戦が終わってすぐ出発したので、かなりタイトなスケジュール。自分たちがアジアにチャレンジできる機会を獲得し、この場にいることがうれしく、誇りに思う。あすのゲームでいろいろな方々の思いをプレーで表現したい。彼ら(対戦相手)は非常にまとまりがあるチームで、技術も高く、後ろからボールを大事に運び、スピード感がある。高さとパワーを備えた選手もいる。ACLでチームを率いるのは私自身初めて。非常に良い経験ができるし、どこまでできるか、選手と一緒にチャレンジしたい。我々は今ディビジョン2にいるが、日本を代表してここに来ている。彼らは非常に良いチームだが、私たちは勝ちにこだわる」
関口正大主将
「スピードがある選手やパワーを持つ選手がいる。欧州でプレーしていた選手もいる。その経験をリスペクトしすぎず、自分たちが今持っているものを出すことにしっかり焦点を絞りたい。キャプテンとしてこういう場で戦えるのは本当に貴重。日本を代表しているので勝利にこだわりたい」
記者会見の後、VF甲府イレブンは試合会場でトレーニングを実施。ピーター・ウタカ選手や三平和司選手、山本英臣選手らが軽快な動きを見せつつ、ピッチの感触を確かめていた。
メルボルン・シティとの東地区グループステージ初戦は20日午後7時(日本時間)にキックオフされる。