モリゾウ選手こと豊田章男社長、トヨタ第3の製造拠点と位置づける東北でサプライズデモラン イオンモール新利府でGRヤリスラリー1をドライブ

モリゾウ選手こと豊田章男社長、トヨタ第3の製造拠点と位置づける東北でサプライズデモラン イオンモール新利府でGRヤリスラリー1をドライブ

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  • 更新日:2022/05/14
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会場となったイオンモールの文字が入るようカメラマンにリクエストしつつポーズを決めるモリゾウ選手こと豊田章男社長

TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ 利府

TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ(以下、ラリチャレ) 第3戦 利府が5月15日に宮城県宮城郡利府町で開催される。前日となる14日には各種の関連イベントが開催されていた。

その中でも最大のサプライズとなったのは、利府町の大規模商業施設である「イオンモール新利府」におけるデモラン。このデモランは11時、14時に予定されており、WRC(世界ラリー選手権)と同じカラーリングが施されたTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのハイブリッドラリーカー「GR YARIS Rally1」(GRヤリス ラリー1)が用いられる予定となっていた。

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走行後の記念撮影。最初はこのポーズだったが

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「クルマ好きのためならなんでもする」との言葉どおり、GRヤリスラリー1にのってポーズを決める

このスペシャルなラリーマシンが東北に登場するのは初で、トヨタが「中京」「九州」に続く第3の製造拠点と位置づける場所で開催される初めてのラリチャレとなる。2012年は、2011年12月に発表され2012年7月1日に発足したトヨタ自動車東日本にとっても約10年という節目でもあり、記念すべきラリチャレになっている。

このGRヤリス ラリー1のデモランを東北最大の商業施設であるイオンモール新利府で開催するだけでもトピックなのだが、このデモランに多くの観客が集まっていることを聞きつけたモリゾウ選手こと豊田章男社長がうずうずした(スタッフ談)とのことで、飛び入りでGRヤリス ラリー1のステアリングを握ることに。

モリゾウ選手は、ラリーチャレンジをこの地で開催できることへの期待を述べたほか、ハイブリッドラリーカーで争われるWRCジャパンが本年開催されることもアピール。「クルマ好きのためならなんでもやります」(モリゾウ選手)との言葉どおり、スピンターンを含むド派手な走りをなんども繰り返していた。

「自動車産業はこんなに大きな力を発揮するんだ」

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ラリチャレ利府、ラリージャパンへの期待を述べる豊田章男社長

デモラン終了後、トヨタ自動車東日本のあるこの地でデモランをできたことについての感想を聞いたところ、「あのとき(東日本大震災のとき)日本の半分が壊れてしまった。それに対して寄付などをするという方法もあったが、トヨタ自動車としては自動車産業をこの地に興すことを決断した。雇用を生み、利潤を生み、税金を納める、税金を払い続ける方法での社会貢献を決断しました。トヨタ自動車は愛知が第1の拠点、九州が第2の拠点。ここは第3の拠点と位置づけました。そのとき、自動車の出荷額は愛知が5兆円、九州が5000億円。東北は500億円だった。それが10年経って5000億円になった。サプライヤーとの協力基盤も上がってきた。宮城県や岩手県との協力など。自動車産業はこんなに大きな力を発揮するんだと。そこをもうちょっと考えてね、応援していただけたら」と語ってくれた。
この「応援していただけたら」は、とくに自動車に加重にかかりがちな税金に対して。自動車に関連する税金は多数あるが、その重税感が少し軽くなるだけで、自動車の利用は伸び、ひいては産業がもっとうまくまわり、企業は利潤を出すことで雇用を生み、税金をより多く払うことができるというニュアンスが感じられた。

豊田章男氏は常々「地域のみなさまから愛され、頼りにされる、この町いちばんの会社になりたい」と語っており、10年経って10倍の成長を遂げることができたトヨタ自動車東日本の地でデモランができたことが本当にうれしそうだった。

豊田章男氏はモリゾウ選手として15日のラリチャレ利府に参戦予定。目標は?と聞いたところ、「今回は大きなことは言わず、完走です(笑)」とのこと。その後、子供の観客にはモリゾウステッカーを配るなどファンサービス(?)。トヨタ自動車は先ごろ2022年度の通期決算で史上最高益を出していたが、その稼ぐ力にトヨタ自動車東日本が貢献しているのは間違いない。平日は世界トップクラスの自動車会社を率いる豊田章男社長として、土日は工場のある地でデモラン(しかもWRCマシンを!!)するモリゾウ選手として、驚くべき精力的な姿を見せていた。

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報道対応の後は、観客へ向けてのサービス。子供にはモリゾウステッカーを配布

編集部:谷川 潔

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