“海なしの市”八街からヨット世界選手権に挑戦 大学生・熊倉さん、7日までCF募集

“海なしの市”八街からヨット世界選手権に挑戦 大学生・熊倉さん、7日までCF募集

  • 千葉日報オンライン
  • 更新日:2022/08/06
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ポルトガルで18日に開幕する二人乗りヨットの世界選手権に出場する八街市の大学3年生、熊倉優さん(20)が、渡航や用具の資金90万円をクラウドファンディング(CF)で募っている。中学と高校は柔道部で大学進学後に競技を開始。わずか2年で代表入りを果たした。“海なしの市”から世界の洋上に挑む若武者は「世界でも上位入りし、地元をアピールできたら」と支援を求めている。CFは7日まで。

八街東小、八街中出身。武道一筋だったが、進学した中央大は柔道部がスポーツ推薦者に限られており断念。それでも部活に入ろうと、ヨット部の試乗会に参加。遊びで乗った経験があったほか、未経験者の入部は珍しくなく「技術不足でも知識で補える。自然相手の爽快感にも引かれた」と決め手を語る。

ただ、都内まで片道2時間の通学の上、教員を目指し教職課程も受講しており、部活がなくとも多忙な日々。両親から猛反対され、説得に1カ月を要した。意思を貫けたのは「『一度決めたらやり通せ』と育てられてきたから」。初心者ながら在学中の世界大会出場も約束した。

実践練習は神奈川県内で土日のみだったが、筋トレを欠かさず、風向きや潮流への対応など競技の理論を頭にたたきこんだ。1学年先輩で経験者の広瀬翔大さんとペアを組み、2年夏にレギュラー入り。学生大会で上位に入り、2年秋の全日本大会で20位、学生2位の好成績を残した。日本協会の推薦を受け国際選手権出場が決まり、競技歴2年で世界の洋上に挑戦する機会を得た。「乗れない時間に努力を続けた成果」と笑う。

一方、夢舞台への渡航費や用具費は高額で、資金確保が難航。アルバイト代でも足りず「世話になった両親に迷惑をかけたくない」とCF活用を決めた。

目標金額90万円のうち、5日時点で集まったのは約66万円。最後の追い込みに向けて「初めて日本代表の名を背負う。トップ10入りを果たしたい」と躍進を誓い、支援金を呼びかけている。

URLはhttps://camp-fire.jp/projects/view/591808。

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