【biiku】大人こそ目からウロコ!「学校では教えてくれない、生理とカラダのこと」セミナールポ

【biiku】大人こそ目からウロコ!「学校では教えてくれない、生理とカラダのこと」セミナールポ

  • 美的.com
  • 更新日:2022/05/14

ティーンの女の子の美容と健康を考えるとき、絶対に外せないのが「生理」。2021年はフェムテック元年といわれるなど、社会は変わりつつありますが、まずは「親である私たち」が知識をアップデートして行動を変えられるかが鍵となるかも? 先日、伊勢丹会館で開催された超吸収型サニタリーショーツブランドBé-A〈ベア〉のセミナーは、驚きの連続。美的GRAND web『biiku』企画担当・佐野が参加しました。

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「親子の置かれた生理のリアル」を痛感

Be-A Japanは、昨今話題のフェムテック(*1)カンパニー。起業家・美容家の山本未奈子さんがCEOを務め、2020年に超吸収型サニタリーショーツBé-A〈ベア〉を発表、翌年にはジュニアサイズを発売。吸水量、抗菌・防臭加工、ぬくもり設計など、こだわり抜いたショーツは大きな注目を集めています。

去る3月、これから初経を迎える女の子とその保護者を対象に、親子セミナー「学校では教えてくれない、生理とカラダのこと」が開催されました。実は、biiku担当編集の私自身が10歳女児の母。数カ月前、娘が学校で生理の授業があったとプリントを持ち帰ってきたのですが、正直なところ、通りいっぺんの内容。もともと生理教育を学校任せにするつもりもなく、職業柄、情報に通じているほうですが、いざ話そうとすると…。一人の迷える母として興味津々で取材へ。
*1 フェムテック(Femtech)とは、女性(Female)特有の健康問題を、新しい技術(Technology)で解決する製品やサービスのこと。近年、世界各地で急成長中のマーケットで、日本でも革新的なアイテムやサービスが相次いで誕生しています。

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親子セミナー「学校では教えてくれない、生理とカラダのこと」。2022年3月、伊勢丹会館にて。

「おばあちゃんの家でナプキンを探したら…」高橋くみさん

セミナーは、Be-A Japan CEO山本未奈子さん、同 COO高橋くみさんの笑顔でスタート。
第一部は、「生理についての基礎知識」。スライドには、女性の体の構造や女性ホルモンのグラフなど、学校の授業にも出てきそうな資料が映し出されますが、その説明には“おそらく学校では教えないこと”と、山本さんと高橋さんの“個人の体験”が織り込まれます。
「学校で生理の授業はあったかな? 経血は『どこ』から出てくるか、その場所をなんと呼ぶか、教えてもらった? 経血のほかに、おりものが出てくることは?」との問いに、首を振る子供たち。…学校の生理教育では膣という言葉を避けているのかな? 一生付き合うのだから、名前は大切…そんな私の心の声に応えるように、山本さんが続けます。
「経血は、子宮とつながっている膣という器官を通って出てきます。出口は、便、尿がそれぞれ出てくるところの間にあって、生理が近づくと“おりもの”が分泌されます。生理でもないのに下着が汚れると不安になりますよね。でも、おりものは、健康で元気な証。おりものや経血が出てくるこのエリアは、丁寧に洗って清潔を保つことも大切です」
さらに、「生理に終わりがあることを知っている?」との質問にも、首を振る子供たち。…生理と妊娠はセットだから、閉経の知識も必要では? 高橋さんが続けます。
「中学生のとき、おばあちゃんの家で急に生理が来てしまい、ナプキンを探していたら、そんなものないわよ!と。大人になった今では笑い話ですが、生理に終わりがくるなんて誰も教えてくれなかったから、本当にびっくりしました」
子供たちはもちろん、隣のお母さんたちも、そうそう!とばかりにうなずいています。事実はストレートに説明しながら、個人的な体験を交えていく。お手並み鮮やか!

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ずらっと並んだ生理用品を一つひとつ試してみると?

第二部は、親子で生理用品に触れながら、使用方法のレクチャーです。
ナプキンは、おりもの用から夜用まで、赤く着色した水を使って吸水力を確認したり、羽つきナプキンのつけ方を練習したり。タンポンは、スポンジを膣に見立てて挿入方法を学び、吸水量のミニ実験も行いました。いずれも、「使用後はペーパーに包み、小さくまとめて捨てる」で締めくくられましたが、私を含めた会場のお母さんたちが初めて知ることも。ナプキンやタンポンなど、「モノ」を手渡すだけでは不十分で、捨て方を含む「使い方」の声かけが大切だと気付かされました。
続く吸水ショーツの説明では、一般的に多いといわれる2日目の量30〜50mlの約3倍、約120ml(*2)もの液体を吸水し、トイレのたびに交換する必要がなく、これ1枚で1日過ごすことができるといったお話が。「40年間のサニタリー期間で消費される使い捨てサニタリー用品は12,000個ともいわれます。簡単に洗えて繰り返し使える吸水ショーツは、地球環境にも優しいのです」と高橋さん。

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多い日の平均30〜50mlをはるかに上回る約120ml(*2)を吸収する「超吸収型」。吸収体は独自の5層構造で
横漏れ防止テープつき。冷えやすいお腹を包み込むぬくもり設計で、気になるニオイにも対応。
ベア ペティート シグネチャー ショーツ 3サイズ(140・150・160)¥7,150 *2 公的検査機関のデータを元に算出

「お母さんの生理はどんな感じ?まずは親子で会話を」山本未奈子さん

第三部では、学校生活で困ったときや体調が優れないときは、保健室に相談したり、お母さんや身近な大人に聞いてみよう、とのアドバイスが。
「初経から数年間は、特に不規則なので、不安になることも多いと思います。一人ひとり顔立ちが異なるように、周期から経血の量、体調の変化まで、生理にも“個性”があり、腹痛やイライラといった不調も、みんながそれぞれに経験します。まずはお母さんに、お母さんの生理はどうなのか、つらいときはどうしているのか、聞いてみてくださいね」と山本さん。子供たちはお母さんの顔を見つめ、お母さんたちがうなずき返す様子が印象的でした。

女性はみな10代から50代まで、生理とともに過ごします。子供たちには、よりよい選択をし、気持ちよく過ごしてほしいと願うのは自然なこと。生理痛の対処法やサニタリー用品の種類を含め、「親が知らない」ゆえ「子供も知らない」というスパイラルに突入するのは、もったいないですよね。「生理は、健康の証であり、まして恥ずかしいことではありません。生理には、つらいことも多々ありますが、知識を得て工夫をすれば、快適に過ごすことができます」との山本さんの言葉を胸に、娘には近いうち、自分自身の体験も含め、今ある知識や選択肢を恥ずかしがらずストレートに、伝えたいと考えています。

Bé-A〈ベア〉https://withbe-a.com/

構成/佐野有子

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