オリックス、スタメンマスクも当日までわからず 息づく仰木イズム

オリックス、スタメンマスクも当日までわからず 息づく仰木イズム

  • 朝日新聞デジタル
  • 更新日:2021/11/25
No image

"五回裏ヤクルト2死一塁、二盗を阻止する捕手若月健矢。打者山田哲人=加藤諒撮影"

予告先発が採用されていない日本シリーズ。先発を推測するのも楽しみだが、もう一つ気になるのが、オリックスの捕手だ。

なぜ強いオリックス、25年ぶりの優勝めざす 歴代番記者が熱く語る

今季、先発マスクをかぶったのは主に2人。大卒9年目でパンチ力が売りの伏見寅威と、強肩を誇る高卒8年目の若月健矢だ。伏見は主に宮城大弥や山崎福也らと74試合、若月は山本由伸らと組み43試合に先発した。

投手によっての起用と思いきや、先発するかどうかは当日に言われるという。「気が抜けない。毎日いくつもりで準備する」と若月。捕手出身の中嶋聡監督からリードについて聞かれることもあり、「考えることが増えた」と2人とも口をそろえる。

ライバルではあるが仲は良い。5歳違いだが「2軍も1軍の時期もだいたい一緒」と若月。固定されない分、情報共有も密になったという。

前回優勝した25年前。監督だった故・仰木彬さんは捕手分業制を採り入れ、中嶋、高田誠、三輪隆を使い分けた。中嶋監督は多くを語らないが、節々に仰木イズムを感じる。

このシリーズは若月、伏見、伏見ときて、4戦目は若月だった。制球が安定しない先発山崎颯一郎に何度もジェスチャーで低めを意識させ、二盗を狙った塩見泰隆を刺してピンチの芽を摘んだ。

対するヤクルトは中村悠平を固定する。この日はベテランの石川雅規の投球をうまく組み立てた。リード、打撃……。縁の下の力持ちにも注目したい。(大坂尚子)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加