賀来賢人、実写化作品への熱い思い 原作リスペクトも「とらわれ過ぎると意味がない」

賀来賢人、実写化作品への熱い思い 原作リスペクトも「とらわれ過ぎると意味がない」

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  • 更新日:2019/06/29
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WOWOWオリジナルドラマ『アフロ田中』に主演する賀来賢人 (C)ORICON NewS inc.

俳優の賀来賢人(29)が主演するWOWOWオリジナルドラマ『アフロ田中』(毎週金曜 深0:00、全10話)が7月5日からスタートする。実写化のスマッシュヒット作で主演しているが原作へのリスペクトを持ちつつも「とらわれ過ぎると実写にする意味がない」とこだわりを語った。

【画像】素の髪型はアフロ? それでもイケメンの賀来賢人

■アフロヘアに自信 夏帆のラーメンぶっかけシーンは「吹き出すプロかと」

のりつけ雅春氏の『上京アフロ田中』(小学館『週刊ビッグコミックスピリッツ』連載)を実写化。「改めて原作を読ませていただいて、台本を読んで、座組を見たら、面白いもの、新しいものを作れるんじゃないかと思った。直感というか。それがあったので、すぐ『やりたい』と言わせていただいた」とオファーを振り返る。原作を読み、引き込まれたそう。「サラっと読めちゃう。ストーリーも簡単。男と女の日常と恋と成長物語。でも、ただの会話でも、すごくドラマ的。それを描くのはドラマにピッタリです。やる前から、いい想像しか浮かばなかったです」とイメージを膨らませて撮影に臨んだ。

賀来は「挑戦しがいのある作品」と言う。「こんな身なりでアフロなんですけど、すごく真っ当で純粋。真剣に恋をして、真剣に生きている。一見、コメディーに見えるけど、見ていくうちに『青春ラブストーリーなんだ』と思わせられたら勝ち。いい意味で裏切れると思う」と力を込める。そして「今までありそうでなかったドラマ。地上波では、なかなかできないこともいっぱいさせていただきました。それが、このドラマの強みですね。僕はコメディーとは思わずやりました。田中くんは一生懸命に生きている男なだけ。自分から面白いことを言う人でもない。一生懸命やって、それをくすりと笑ってもらえるような感覚ですかね」。

アフロ姿の反応も上々。「すごくフィットしてます(笑)。ポンとつければよくて、すごく楽なヘアメイク。衣装もスウェットで楽。ダルダルな生活の延長みたいな(笑)。現場では気を張ったりすることもあるんですけど、それがあまりなくリラックスした状態で臨めました。」と笑顔。そして「実生活でアフロになる瞬間がある。くせっ毛なので(笑)。なので、なんとも思わないです。わかるよ、大変だよねという気持ちです(笑)」と田中に共感も抱いているそう。

田中の同僚で未だにノリが中学生の困った先輩・西田役に松尾諭、田中と同い年で純粋だけどむっつりスケベな童貞サーファー・高橋役に白石隼也、田中の恋愛の師匠的存在でもあるモテ男・鈴木に小澤征悦と個性豊かな共演陣が揃う。「みんな、とても仲良かったです。みんな役そのままでしたね。年は全然、違うんですけど、わちゃわちゃしてました。男同士の会話で楽しくてしょうがなかった。松尾さんとか生き生きとしてましたよ」と現場の雰囲気を明かした。

見かけによらず恋愛に不器用なOLのヒロイン・マキを演じるのは夏帆。ラーメンを田中にぶっかけるシーンも体当たりで挑戦した。「ラーメンを吹き出すプロかと思いました。圧も角度も完璧でした。終わった後も『お疲れ様でしたぁ』みたいな。悟りを開いたようなプレーでした」と笑った。

昨年10月期に放送されたドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ)での熱演も記憶に新しい賀来は、金髪ヤンキー・三橋貴志から、アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の主人公・遊戯のようなキャラクターにふんしたCMなどで、そのコメディーセンスを遺憾なく発揮。気をつけていることを問われると「マジメに真摯にやるということです。そこかな。変に笑わせようという気持ちよりも、一生懸命やる」と短い言葉で明かす。「ある程度、原作は頭に入れつつも、とらわれ過ぎると実写にする意味がない。現場に入ると原作のことは忘れてやる。田中くんは大きな表情でリアクションをするけど、それをやったらドラマとして成立しなくなっちゃう。実写なりのリアルな表情をしたりしました。原作に引っ張られ過ぎないで、そぎ落とすという作業もしたぐらい。臨機応変にしました」。

そして「実写化で100%賛成する人はいないと思う。その人のイメージがあるし。でも、それを無理やり納得させればいい。そうじゃないところで補う。芝居のやりがいはありますよね。『今日俺』も、成功するのかみたいな感じでしたけど、ある程度は納得させられたのではないのかなと思います。それは作っている側の気合や自信、自分たちにしかできないことをやろうという気持ちが大事。原作もリスペクトしつつ、そういうところでカバーすればいい」と実写化に対する思いを打ち明ける。

また、石田雄介監督は「『ギャグや顔芸で笑わす』のではなく、不器用がゆえに滑稽に見える田中の行動や感情が、どこか視聴者自らにも思い当たる節があり、思わず笑えてしまう、そんな『ほろ苦い笑い』を誘発させたい」と同作にかける思いを明かしている。賀来も「田中くんは普通に生きている。普通なことをドラマチックに描いている。普通なのに顔芸をやっちゃうとアンバランスになる。その分、ほかのキャストのキャラクターは突飛な人が多いので任せる。田中はあくまでブレずに、一生懸命にリアクションして、一生懸命に走る。そこをやることに意義があるのかな」と実写化する意義を語った。

7月に誕生日を迎える賀来にとって、同作が30代最初の作品になる。「ホントに、いろんなことをやらせていただいた。どれがターニングポイントとかはないんですけど、1個1個が確実に身になっている感覚はある。途中、遠回りだったかなと思ったときもあったんですけど、結果的に全部が身についている。無駄な時間はなかった。それで今がある」。『アフロ田中』でも大切なことを吸収した。「肩ひじ張っている部分もあったんですけど、この作品で力を抜く大事さを学んだ」とうなずいた。

そして今後について「この先も1個1個を大切にしていきたい。あとは自分の中で可能性は狭めない」とする。「ちょっとでも興味があるものはやりたい。そして、自分だけじゃなく、人の意見も大事だと思う」と思いを口にした。この先、挑戦してみたい役については「ラブストーリーをちゃんとやったことがないので王道のラブストーリーとかやってみたいですね。いつかとは思っていたんですけど自分にないものを考えたら、そういう要素でした。自分がどういう表情になるのか見てみたいですね(笑)」と打ち明けた。

同作を「男とは、というドラマですね」と称する。「田中の感情は男の子なら、誰しも通る道。人はみんな、最初は童貞ですから(笑)。女性に対する悶々とする感じとか、いろんな人に相談して、しかも間違った人に相談して、それを信じてしまったり。誰しもが経験あると思う。観てる方が懐かしさを感じて、『頑張れ、田中!』となるように。観客一体型ドラマとして見ていただければ。女性は『男ってなんてバカなんだろう』という目線で観ていただければ楽しめると思う」と呼びかけた。

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