監査意見書金額誤る 国保医療費入力ミス 市長が陳謝 古賀市

  • 西日本新聞
  • 更新日:2016/12/02

古賀市の中村隆象市長は1日に開会した市議会定例会で、市職員のミスで2015年度の歳入歳出決算など監査委員の意見書に国民健康保険の医療費の金額を誤って記載させていたと報告した。4月分の医療費総額を実際の千分の1と計算し、誤った資料を示された市議会から指摘されても確認を怠った。中村市長は「議員に多大な迷惑をかけた。今後、チェック体制を強化したい」と陳謝した。

市によると、市民国保課の職員がコンピューターの表計算ソフトに昨年4月分の医療費の総額を入力する際、「4億405万3438円」とするべきだったのに「40万4053円」と誤って入力した。

このため、監査委員の意見書に、1人当たりの年間医療費を正しい金額よりも約3万円安い約34万円と誤記載。前年度比でも本来「5・9%増」とするべきところを「2・5%減」として増減を誤った。この日の本会議で代表監査委員が訂正した。

医療費は毎年増額していたにもかかわらず、15年度は減額に転じていたため、9月定例会の決算審査特別委員会で資料の提出を求めた市議が「減少の要因は何か」と質問したが、市側は「具体的に把握していない」と答弁していたという。

11月に同様の資料を作成していた別の職員が誤記載に気付き、発覚したという。智原弘文市民部長は「高齢化で医療費が減ることは考えづらいはずだが、問題意識が欠けていた」としている。

市議会はこの日、7億3057万円を増額する本年度一般会計補正予算案、防災行政無線設備デジタル化工事(4億2660万円)の請負契約締結など13議案を上程した。会期は16日まで。一般質問は12、13日。

=2016/12/02付 西日本新聞朝刊=

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

社会カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
暴行死「もう一人の孫の方がかわいかった」
発覚恐れ救急車を呼ばず 千葉大医学部“集団強姦”
南太平洋でM7.8の地震 日本への被害の心配なし
ソロモン諸島でM8.0の地震
ウェザーニュース
雅子さま53歳に 陛下のお気持ち「厳粛な思い」
  • このエントリーをはてなブックマークに追加