再開発が進む上野御徒町エリアに創業270年の『上野風月堂本店』がリニューアルオープン

再開発が進む上野御徒町エリアに創業270年の『上野風月堂本店』がリニューアルオープン

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  • 更新日:2017/11/21

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

商業施設の上野フロンティアタワーがオープンして注目を浴びている上野御徒町地区。上野フロンティアタワーの斜め向かいに、今年で創業270年を迎えた「上野風月堂本店」が、11月15日に1年の改装を終えリニューアルオープンした。

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上野風月堂といえば、伝統の「はさみ焼き」技法で焼き上げた丸いウエハースの間に、バニラ、ストロベリー、チョコレートのクリームがサンドされた「ゴーフル」(540円~3240円)が有名だが、新店舗1階の本店では、こうした従来の商品ブランドに加えて、その場で作ったものをその場で食べることができる、工房一体型の体験型店舗に変わった(以下価格はすべて税込)。

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「再開発が進む上野御徒町地区において、新しいランドマークにしたいとリニューアルを決意。3年前から計画し1年前から改装をしてきた。1階本店では原点に立ち戻って工房一体型の店舗として展開。主力商品のゴーフルをさらに進化させた『ゴーフレーシュ』と、江戸時代から作ってきた『焼きたて東京カステラ』を店頭で作って販売する。

ゴーフルは手土産という特性上、日持ちをさせなくてはならず、中のクリームに水分を使えない制約があった。新メニューはその場で食べられる究極においしいゴーフルということで作り上げたもの。東京カステラは今までパンのように一斤ずつ焼いており、自宅でカットしていただくものだったが、今回は手軽さを追求して一口サイズで焼き上げ、できたてを召し上がっていただけるようになった」(上野風月堂 代表取締役社長 大住佑介さん)

◆「ゴーフレーシュ」(280円/季節限定商品300円)

ゴーフレーシュは“生ゴーフル”のような新感覚のゴーフル。上野風月堂の基幹技術である「はさみ焼き」の技術で、客の前で1枚1枚焼き上げていく。従来のゴーフルはサクッとしたウエハースだが、ゴーフレーシュはもちもちっとした柔らかさが特徴。

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生地にサンドしているのは「シュガーバター」と「キャラメル」の2種類。シュガーバターはフランス産の赤砂糖“ベルジョワーズブリュン”とバターのみで作ったコクのある濃厚なクリーム。キャラメルはベルジョワーズブリュンを使った自家製のキャラメルソースとバターで仕上げたクリームでほんのりと塩気を感じる味わい。さらに季節ごとにシェフがセレクトした味もあり、オープン時は「マロン」が登場。フランス産のマロンペーストとバターを使った秋らしさを感じるクリーム。

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◆「焼きたて東京カステラ」(300円/トッピングは各種50~80円)

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ゴーフルと並んで上野風月堂の伝統の銘菓といえば、江戸時代から「6面焼きのカステラ」、「釜カステラ」の別名もある「東京カステラ」(1944円、3024円)。

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東京カステラは」1個ずつ銅釜に入れて焼き上げるが、「焼きたて東京カステラ」は一人分のミニサイズでありながら、東京カステラと同じく小さな銅釜でひとつひとつ6面焼きを行っている。あっさりとした味が特徴で、ホイップバター、ホイップクリーム、あんこ、ハチミツの好みのトッピングで。キャラメリゼのトッピング選ぶことができて、目の前でバーナーを使い仕上げてくれる。

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1階には「ゴーフレーシュ」「焼きたて東京カステラ」と相性のいいコーヒー、紅茶、ハーブティーも。コーヒーは“NOZZY COFFEE”のシングルオリジン豆の特別ブレンドを、一杯ごとにハンドドリップで淹れて提供している。

◆2階レストラン「KANAME」

2階は11月15日に本店と同時にオープンするレストラン「KANAME」。洋食をベースにしたシェアできる料理を提供する。カジュアルなスタイルだが落ち着いた上質な空間に仕上げたオープンキッチンのレストラン。

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おすすめは王道のオムライスを「KANAME」風にアレンジしたスペシャリテ「ビーフシチューオムライス」(ランチ2400円/ディナー1700円 ※ディナーはさまざまな種類を少しずつ食べられるようにアレンジしているのでサイズが異なる)。バターライスをベースに、ハーブを食べて育った鶏の“ハーブ卵”で作ったオムレツをのせ、上から約24時間かけて仕上げたビーフシチューをかけている。ビーフシチューは牛頬肉と牛バラ肉の2種類の肉を使用し、食感の違いも楽しめる。

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夕食時はお酒と共に楽しめるタパスメニュー「6種類の洋食タパスプレート」(2800円)も。ベーコン、ソーセージと野菜やきのこがたっぷり入り太麺のパスタで仕上げた「KANAMEナポリタン」(ランチ1480円/ディナー1200円)、「海老フライとグリビッシュソース」といった王道の洋食メニューもぜひ。

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【AJの試食】バターの濃厚な味とやわらかな生地が作りたて感満載

のれん分けして東京や神戸、両国などあちこちの風月堂があるが、上野は1747年に初代大住喜右衛門により始まった創業家。風月堂の「風」は正式には「几」に「百」と書くが、これは松平定信公から賜った店名だとか。

明治になってから洋菓子の販売を開始。やはり上野風月堂といえば手土産として定番のゴーフルのイメージが強いが、サクサクのゴーフルを食べ慣れた人にとって「ゴーフレーシュ」はまったく違う感覚のものだと思ってもいい。もちっとしっとりした生地とバターをたっぷり使ったクリームは作りたてのフレッシュ感にあふれる。「焼きたて東京カステラ」も焼きたてなので、ふっくらと弾力がありやわらかい。トッピングは好みだが、おすすめはあんこ&ホイップクリームの黄金の組み合わせか、香ばしさも味わえるキャラメリゼ。2つの新メニューはまさにイートインならではの楽しみ方といえる。

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上野松坂屋の向い側、上野フロンティアタワーから至近距離なので、上野動物園でパンダの親子を見てから(美術館、博物館でもいいが)、アメ横と合わせて新エリアのショッピングの際にぜひチェックしてみて。

文/阿部 純子

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

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