“大麻で町おこし”のはずが大麻所持で逮捕

“大麻で町おこし”のはずが大麻所持で逮捕

  • 日テレNEWS24
  • 更新日:2016/10/18
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鳥取県で町おこしのため、許可を得て産業用大麻を栽培していた男が麻薬成分のある別の大麻を所持していた疑いで逮捕された。過去には安倍首相夫人の昭恵さんが視察に訪れたこともあった。町では怒りの声が上がっている。

■去年、NNNの取材に対し「(大麻は)可能性がありすぎて、そこがまさにひかれた一番の理由でした」と話す大麻の加工販売会社の代表・上野俊彦容疑者(37)。今月4日、従業員2人とともに大麻取締法違反の疑いで逮捕された。

■上野容疑者は、3年前から鳥取県智頭町で、県の許可を得て、麻薬成分が少ない“産業用大麻”を栽培し加工した製品の販売を行っていた。

■智頭町によると“産業用大麻”とは、麻薬成分が少なく種や茎の部分を加工して使う大麻のこと。しかし、厚生労働省によると、法律上“産業用大麻”という定義はなく、大麻を栽培するには、麻薬成分の量などには関係なく都道府県が発行する免許が必要だという。

■麻薬成分が、ほぼ含まれない茎や種は古くから原料として使われている。例えば、茎は衣服に、種は七味唐辛子に入っている。

■厚生労働省の麻薬取締部によると、上野容疑者は麻薬成分のある乾燥大麻88グラムを所持していたとして、町内にある自宅で逮捕された。調べに対し「自分が栽培しているものとは別のもので、自分で吸うために持っていた」と話し容疑を認めているという。

■上野容疑者は高齢化が進み、耕作放棄地となった場所を大麻畑として使い、加工品を販売することで町の産業の1つにしようと取り組んでいたという。この取り組みには安倍首相の妻、昭恵さんも注目。去年、上野容疑者の畑へ視察に訪れていた。

■この事態をうけて、町民からは「ここから出ていってほしい」という声も聞かれた。さらに17日、町長が取材に応じ「町おこしの一環としての麻栽培というテーマは消さなければと思う」と語った。

■厚生労働省の麻薬取締部では、上野容疑者がどのように大麻を入手したのか、調べを進めている。

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