流行語大賞、裏でマスコミ各社に常軌を逸する要請

流行語大賞、裏でマスコミ各社に常軌を逸する要請

  • Business Journal
  • 更新日:2017/12/07
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今年話題になった流行語に贈られる「『現代用語の基礎知識』選 2017ユーキャン新語・流行語大賞」の発表と授賞式が今月1日、都内のホテルで行われた。

11月9日には、ノミネート30語が発表されていたが、その際、芸能関係でノミネートされた「35億」のブルゾンちえみ、「空前絶後の」のサンシャイン池崎、「ひふみん」の将棋棋士・加藤一二三九段が全員、大手芸能事務所ワタナベエンターテインメント所属であることが、業界内では話題を集めていた。

また、ノミネートの発表が解禁される前、ナベプロが肖像権を行使し、各メディアに流行語大賞に関連する報道で、3人のこれまでの写真や動画の使用を許可しないよう通達するという珍事も起こった。テレビ局関係者が明かす。

「その理由というのが、近年ではお笑い芸人のギャグが流行語大賞を受賞すると、その後はブレイクの勢いを維持できずメディア露出が激減する傾向にあり、つまり一発屋で終わってしまうというジンクスを気にしてのことだといいます。結果的に、あまりに常軌を逸した要請とあり、事態はすぐに解決したようですが、メディア関係者の間ではちょっとした話題になっていました」

授賞式では、ブルゾンと加藤九段はベスト10にも入り授賞される立場ながら、共に仕事の都合で欠席した。別のテレビ局関係者は言う。

「事前に、授賞式へ行っても写真や映像を使用できないかもしれないと懸念はしていましたが、まさか欠席とは予想外でした。公式には仕事の都合ということですが、通達の件もあり、報道陣は誰も素直にその理由を受け入れていませんでした。欠席とは、ある意味潔いのかもしれませんが、運営サイドは華がなくて残念そうでした」

こうした背景もありスポーツ紙各紙も、ナベプロの名前を出さないまでも、著名人の欠席者が目立ったこと、その理由が一発屋になるというジンクスを嫌ってのことだと報じた。

「スポーツ紙は芸能事務所との付き合いが濃密で、今後ナベプロ所属のタレントへの取材に影響が出てくることも懸念されるため、通常であれば今回のように記事にはしません。ですので、報道を見て少し驚いたのは確かです。表現は遠まわしですが、ナベプロが流行語のジンクスを気にしていると言っているようなものなので、ナベプロとしては気分のいいものではないでしょう」

いずれにせよ、今回ノミネートされた芸人たちが一発屋で終わってしまわないことを願いたい。
(文=編集部)

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