
八回に登板した阪神・湯浅京己=甲子園球場(撮影・渡辺大樹)
(セ・リーグ、阪神-巨人、6回戦、26日、甲子園)阪神・湯浅京己投手(23)が2―1の八回に2番手でマウンドに上がり、1軍復帰後初登板を果たした。
先頭の代打・梶谷を速球で空振り三振に打ち取ると、吉川尚は1球で三ゴロに抑え、あっという間に2死とする。坂本を四球で歩かせ、秋広に右前打を許して一、二塁のピンチを招いたが、4番・岡本を中飛に打ち取って無失点で切り抜けた。
湯浅は今季の開幕前にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場。開幕後は守護神として7試合で5セーブを挙げたが、右前腕の張りで4月16日に出場選手登録を抹消された。2軍で段階を踏んで状態を上げ、今月17日のウエスタン・中日戦(ナゴヤ)で実戦復帰。この日出場選手登録され「任されたところでしっかり自分の力を出せたら」と意気込んでいた。