
浜松市は7月、DV被害支援対象となっている66人分の個人情報が記載されているリストを、誤って、市内の女性に送っていたことを5日発表し、謝罪。誤送付された女性は強い憤り。
浜松市は7月、DV被害支援対象となっている66人分の個人情報が記載されているリストを、誤って、市内の女性に送っていたことを5日発表し、謝罪しました。
(浜松市の担当者)
「多大なるご迷惑をおかけしたこと、おわび申し上げます」
5日夜に会見を開いた浜松市は7月15日、市内の女性に発送した封筒の中に、DV被害支援対象となっている66人分のリストを誤って同封したことを発表し、謝罪した。
リストには氏名や住所などが記載されていて、すでに回収したという。
浜松市からリストを誤送付された女性は、家族がDV被害を受けたことから個人情報の閲覧制限をかけていた。
女性は8月4日にリストが同封されていることに気づき連絡したものの、市が引き取りに来たのは丸1日以上経過したあとだったこともあり、強い憤りを感じている。
(リストを誤送付された女性)
「(DV)被害があるからそういう措置をとっているわけで、一般的な個人情報が流出したのとはわけが違う。こういったリストをなぜ印刷しないといけなかったのか。改善策を求めたい」
浜松市はリストに載っていた人に対し、おわび文を送り個別に説明していくという。