初戦敗退の大分商、一塁走者がベース踏み忘れで幕切れ「必死に戻った」「チームに迷惑をかけてしまって」/センバツ

初戦敗退の大分商、一塁走者がベース踏み忘れで幕切れ「必死に戻った」「チームに迷惑をかけてしまって」/センバツ

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  • 更新日:2023/03/19
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九回、二塁ベースを〝空過〟し、帰塁した大分商・江口飛勇=甲子園球場(撮影・渡辺大樹)

高校野球大会第2日第2試合(2回戦、大分商6−8新作学院、19日、甲子園)3年ぶり7回目出場の大分商は作新学院(栃木)に6ー8で初戦敗退。九回に2点を挙げて2点差まで詰め寄ったが、一塁走者が帰塁でベースを踏み忘れるミスからアピールプレーで試合が終わる珍しい結末となった。

大分商は最終回の攻撃で、1死二、三塁から羽田野、江口の連続タイムリーで2点を返し、2点差に詰め寄った。さらに九回1死一、二塁で丸尾が左翼へ飛球を放ち、一塁走者の江口は二塁を回っていたが、捕球され左飛となったのをみて一塁に引き返したが、二塁ベースを踏まずに帰塁したためアピールプレーによりアウトとなり、無念のゲームセットとなった。

その際、作新学院がアピールプレーを行うより先に塁審が〝勇み足〟で走者・江口をアウトと判定。作新学院ナインが本塁前に戻ってきたが、審判団が集まり協議してプレーを再開。遊撃の上野が二塁ベースを踏んでアピールプレーを行い、改めてアウトが宣告され試合終了となる異例の形で幕切れ。江口はベース踏み忘れの痛恨のミスに「必死に戻った。大きくオーバーランをとって相手にプレッシャーをかけて次の塁を狙っていくのが裏目に出てしまった。自分の判断ミスでチームに迷惑をかけてしまって申し訳なく思っています」と肩を落とした。

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