二枚翼垂直離着陸固定翼ドローン、高交会でお披露目―中国

二枚翼垂直離着陸固定翼ドローン、高交会でお披露目―中国

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  • 更新日:2023/11/21
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二枚翼垂直離着陸固定翼ドローン、高交会でお披露目―中国

中国のドローン産業は近年急速に発展しており、技術で世界をリードしている。第25回中国国際ハイテク成果交易会(高交会)では、国産で世界初の二枚翼垂直離着陸固定翼ドローンがお披露目された。縦方向に立った状態で垂直離着陸でき、離陸後に正常な水平飛行ができるようになる。人民日報が伝えた。

この新型ドローンは中国科学院長春光学精密機械・物理研究所の科学研究者が独自に研究開発・製造したもので、世界初の二枚翼+マルチローターの空力形状を採用。科学研究チームは駆動システム、センサーデータ融合、飛行制御システム、アルゴリズムなどの テクノロジーチェーン全体を把握した。ドローンが氷点下40℃、標高5500メートル、風速17.1メートルの強風でも正常に離着陸・飛行できるという複数のドローンの極限性能を革新的に実現した。

ドローンは主に新エネルギーのリチウム電池で動力を提供。ローターは垂直離陸時に上向きの揚力を提供するのに対し、水平飛行に切り替わると水平の推力に変わる。そしてエネルギー利用率が非常に高いことも、非常に優れた積載能力と航続時間を与えている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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