
5月26日、島根県出雲市の児童が田植え体験を行い、米を作る楽しさを学んだ。田植えに挑戦したのは、島根県の出雲市立中部小学校5年生68人。地元の生産者からアドバイスを受けながら苗を1本1本丁寧に植えていた。
5月26日、島根県出雲市の児童が田植え体験を行い、米を作る楽しさを学んだ。
児童たち:
「キャー、やばい」
児童たちは慣れない田んぼに入って叫び声をあげていた。田植えに挑戦したのは、島根県の出雲市立中部小学校5年生68人。地元の生産者からアドバイスを受けながら苗を1本1本丁寧に植えていた。
生産者:
「がんばれ、がんばれ」
この活動は子どもたちの食育を目的に、2005年から毎年行われているもので、実際に生産者と触れ合いながら田植え体験ををすることで農作物を作る大変さと楽しさを学ぶ。
児童:
「楽しい~楽しい~まいまい田んぼ~」
児童たちは泥だらけになりながら1時間かけて約1800平方メートルの田んぼいっぱいに苗を植えた。
児童:
「いっぱい田植えをして美味しいお米を食べたいなと思いました」
「泥に埋もれたりして大変だったけど、そのお米を皆さんが作って私たちが食べているんだなと思ったら頑張れました」
「秋になるといっぱいお米ができるので、お米が食べれることが幸せなのでそれが楽しみです」
上直江ファーム 江角※典広組合長:
※突き出す角の字
「一生懸命みんなで田植えをしたという体験が一番じゃないでしょうか。今農業の後継者もいないので、そういったところにも目が向いてくれる子どもが1人でも増えてくるとなおいいなと思います」
5月26日に植えられた苗は今年の秋に収穫され、市内すべての給食センターに届けられるという。