法大・山下輝が投打で活躍 高校と大学の先輩投げ合った日に先発初勝利

法大・山下輝が投打で活躍 高校と大学の先輩投げ合った日に先発初勝利

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/05/02
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力投する法大先発の山下輝(撮影・浅見桂子)

<東京6大学野球:法大5-1早大>◇第4週第2日◇2日◇神宮

両先輩にも誇れる1勝だ。法大の左腕、山下輝投手(4年=木更津総合)が早大を8回5安打1失点に抑え、先発初勝利となる通算3勝目を挙げた。

打っても2安打2得点。高校の先輩(楽天早川)と大学の先輩(ロッテ鈴木)がプロで投げ合った日に投打で活躍した。

首位慶大は正木智也内野手(4年=慶応)の今季2号3ランなどで東大に快勝。5連勝でポイントを5点に積み上げた。

◇   ◇   ◇

法大・山下輝は人懐っこい笑顔で喜びに浸った。「初回に点を取られたけど、それ以降は走者を出してから粘れたのが良かったです」。自らの暴投もあり、いきなり1点を失ったが、すぐに切り替えた。188センチの長身から140キロ台後半の直球で押した。珍しく、投球時に声を出したのは「打線に火を付けよう」と思ったから。すると、5試合でわずか6得点だった打線が、12安打で今季最多5得点を挙げた。

楽天早川、ロッテ鈴木。尊敬する両先輩がプロで初めて投げ合った日に、うれしい先発初勝利だ。昨秋リーグ戦の2人の投げ合いが忘れられない。「あの代の左投手は、2人が飛び抜けてすごかった。間近で見させてもらった。接点のある先輩同士なので、刺激になりました」。マウンド度胸を見習ってきた。この日、走者を抱えても動じなかったのは、先輩たちにも通じる気持ちの強さがあったからだ。

加藤重雄監督(65)は、同点の7回1死二塁で山下輝に代打を送らなかった。「勝負に情をかけてはいけないが、勝たせたかった。あと、打撃もいい選手なので」。期待に応え、右前打で勝ち越しのお膳立て。3回は先頭で内野安打を放ち、同点ホームを踏んだ。投打にわたる活躍で、チームを開幕戦以来の2勝目に導いた。「優勝があるか分からないですが、残り全勝して秋につなげたいです」と力強く言った。名前のとおり、輝く白星をもたらした。【古川真弥】

◆山下輝(やました・ひかる)1999年(平11)9月12日生まれ。千葉県出身。岩根西中から木更津総合に進み、2年時の16年は春、夏とも甲子園8強。エースは早川(現楽天)で、山下は主に5番一塁。3年時はエースとして夏の甲子園に出場し初戦敗退も、高校日本代表に選ばれる。法大では昨春リーグ戦デビュー。通算11試合3勝3敗、防御率1・80。左投げ左打ち。188センチ、100キロ。

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