
庁舎の老朽化のため新たに整備が進められていた湯沢市の皆瀬庁舎が完成し、開庁式が行われました。市役所の支所機能に加え、診療所やカフェなども併設した複合施設で市民生活を幅広く支えます。
庁舎の老朽化のため新たに整備が進められていた湯沢市の皆瀬庁舎が完成し、開庁式が行われました。市役所の支所機能に加え、診療所やカフェなども併設した複合施設で市民生活を幅広く支えます。
皆瀬村役場でもあった旧庁舎の北側に整備された新たな湯沢市皆瀬庁舎は鉄骨平屋建てで延べ床面積は2千平方メートルほど。およそ12億9千万円をかけて建設されました。新庁舎での業務の開始を前に19日に開庁式が開かれました。
天井に秋田杉をふんだんに使った新庁舎は、少子高齢化が進む地域を支える複合施設としてさまざまな機能を集約しました。住民票の発行などを行う市役所の支所機能に加え、
市立の診療所と社会福祉協議会の窓口を併設。市民の医療と健康、それに高齢者のサポートを担います。なお診療所は常勤の医師が来月末で退職する予定で市が医師の確保を進めています。
ロビーにはカフェを備えた図書室が設けられ、住民が気軽に立ち寄れる交流の拠点にもなります。
さらに庁舎内には郵便局と地元のJAもテナントとして入っていて、住民の利便性の向上を図りました。
湯沢市の皆瀬庁舎は災害時の避難場所としての機能も備え市民生活を幅広く支えます。