
STVニュース北海道
大麻に似た成分が表示されている、いわゆる「大麻グミ」を食べて体調不良を訴える人が相次いでいる問題で、道厚生局の麻薬取締部がグミを販売しているとみられる札幌・すすきのの店舗に午後5時から立ち入り検査を行っています。
(長南記者)「北海道厚生局の麻薬取締部が、すすきのの店舗に立ち入り検査に入ります」
午後5時から道厚生局麻薬取締部と道による立ち入り検査が行われているのは札幌・すすきのの店舗です。
大麻成分に似た合成化合物「HHCH」が含まれていると表示のあるグミ、いわゆる「大麻グミ」などが販売されているかどうかを調べています。

「大麻グミ」(資料映像)
大麻グミを巡っては今月4日、札幌市内で20代の男性2人が「大麻グミ」を食べた後に吐き気などを訴え、救急搬送されています。
2人は「すすきのの店舗でグミと液体を購入した」と話しているということです。
また、東京や大阪でも「大麻グミ」を食べた人が体調不良を訴えるケースが相次いでいて、厚労省はあすにもHHCHを「指定薬物」とする方針です。
指定薬物となれば、来月2日から所持や使用、流通が禁止されます。