
鹿島のFW鈴木優磨
J1鹿島のFW鈴木優磨(26)が、また熱くなった。
敵地に乗り込んだ18日の横浜M戦(日産スタジアム)、自身のゴールで1―2とした後の後半23分だった。鹿島のMF荒木遼太郎が、横浜MのMF喜田拓也に倒され、ファウルの判定となって試合がストップ。こぼれ球を相手のMF渡辺皓太が大きく蹴り出した。
この行為に鈴木が激高。後ろから渡辺に近づき、つかみかからんばかりの猛抗議。普段は物静かな渡辺も負けじと応戦し、両チームの選手がピッチ上で入り乱れる展開となり、一時は騒然。鈴木と渡辺にイエローカードが提示され、最後は握手を交わした。
試合は鹿島が1―2で敗れ、鈴木は喜田らとタッチを交わして健闘をたたえ合った。ところが、整列した後に審判団と相手選手と握手を交わす列から1人離れて引き揚げるような様子が、SNS上にアップされ「あいさつもしないのか」と批判的な声が上がった。
あくまで一部の行動でしかないだけに、擁護の声も。ただ京都との開幕戦(2月18日)では挑発的な行動でイエローをもらうなど〝ヒール〟のイメージが強くなっており、何かと否定的に見るファンが増えているようだ。
東スポWEB