◇セ・リーグ 巨人9ー5ヤクルト(2022年8月5日 神宮)

<ヤ・巨>試合後、笑顔でポーズする堀田 (撮影・白鳥 佳樹)
巨人の堀田賢慎投手(21)が5日のヤクルト戦(神宮)に先発。自己最長となる7回2安打1失点の投球でプロ初勝利を挙げた3月31日以来127日ぶりとなる2勝目を挙げた。
プロ初勝利から4試合勝ちに恵まれなかった堀田は「全然初勝利から勝利をつなげることができなかったので、2勝目をやっと取れたのでうれしい」とホッとした表情を見せた。
首位を独走するヤクルトとの3連戦の初戦を任されたことに「カード頭なので、チームに勢いをつけられるようなピッチングをしたいなと思って1イニング目から腕を振りました」と2回以外は全て3者凡退の投球で期待に応えた。
自己最長となる7回を投げ抜き、球数も自己最多の100球だったことには「球数は桑田コーチと相談しながら日々調整しているが、自分の中で長いイニングを投げ切れたのがこれからの自信にもなる」と胸を張った。
打線が7回に一挙5得点を奪うなど降板までに8点の援護をもらったことに「打線だけじゃなくて守備でもすごい助けられたので、その流れに自分も乗れた」と感謝し「まだまだもっと勝ちを積み重ねていって、ジャイアンツとしても上の順位を目指していけるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。