
"万博会場と駅をつなぐシャトルバスに使う予定のEVバス。万博の公式キャラクター「ミャクミャク」などが描かれている=2023年9月19日、大阪市北区"
2025年の大阪・関西万博の準備を進める日本国際博覧会協会(万博協会)は19日、来場者を会場の夢洲(ゆめしま)まで運ぶシャトルバスを、大阪市内外の主要駅の10カ所から運行すると発表した。複合ビル「大阪マルビル」(同市北区)の跡地に設けるシャトルバスのターミナルについて、具体的な計画も明らかになった。
万博会場と駅をつなぐシャトルバスに使う予定のEVバス=2023年9月19日、大阪市北区
シャトルバスが発着する主要駅は、大阪市内では新大阪、大阪、中之島、上本町、天王寺、難波、桜島の7駅で、このうち大阪駅は北側の「うめきた」と南側のマルビル跡地の2カ所。大阪市外では尼崎と堺・堺東につくる。
マルビル跡地のバスターミナルは万博の期間中だけ使う。乗降場が2台分、駐車場が9台分あり、電気バス(EVバス)が増える見込みのため、急速充電設備も備える。