北朝鮮建国功労者は「日本陸軍諜報員」か|金正恩の父・金正日の「日本人説」その3

北朝鮮建国功労者は「日本陸軍諜報員」か|金正恩の父・金正日の「日本人説」その3

  • まいじつ
  • 更新日:2017/09/15
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その2からの続き)

金日成の師であった金策(キム・チェク)元副首相が、金正日の実父だという説に深く切り込んだのは、元空自空将の佐藤守氏の著した『金正日は日本人だった』だ。佐藤氏によると、金策は日本の陸軍中野学校が朝鮮半島に残した日本陸軍諜報員(残置諜者)で、本名は畑中理(はたなか・おさむ)だとしている。

残置諜者の目的は、戦後にソ連が朝鮮半島へ進出して、日本が“赤化”されることを防止するためだった。

「北朝鮮は、戦前に大日本帝国陸軍が大陸に送り込んだ工作員(中野陸軍学校出身)の日本人、金策こと畑中が構築した国家なのです。北朝鮮を建国したといわれる故・金日成国家主席は、抗日独立戦争の英雄4人を合体して作り上げた単なる偶像でした。4人は戦闘中に亡くなったり、暗殺されたりして、この世にはいなかったことから、共産党の若手幹部のなかで弁の立つ『金一星』に当時のソ連が目を付け、ソ連国内で訓練を積ませ、抗日パルチザン(革命戦争における遊撃隊)で名を馳せた『金日成』を名乗らせたのです」(国際ジャーナリスト)

金策こと畑中理は、陸軍中野学校を卒業したエリート諜報員であり、敗戦によって頓挫してしまった大東亜共栄圏創設という偉業を引き継ぎ、いつの日か日本の下で大陸に王道楽土を建設するために、その橋頭堡として北朝鮮を建国したというのである。

残置諜者とは、終戦から29年後にフィリピンのルバング島で発見された小野田寛郎少尉もこれにあたる。小野田少尉は、陸軍中野学校卒の情報将校で、1974年に潜伏しているところを発見されたが、頑としてジャングルを出ようとしなかった。その後、説得に次ぐ説得の末、上官の命令解除があれば任務を離れることを了承し、元上司の谷口義美元少佐から口頭で「参謀部別班命令」を伝達して任務解除となっている。つまり、情報将校というのはそれほど任務に忠実であるということだ。

興味深いのは、金日成の政策や行動は“日本の天皇制を模範にしている”ということだ。具体的には、軍隊の統帥権を握っており、唯一主義で絶対権力を世襲制として直系男子にその地位を譲るという点。特に世襲制は、正日から正恩への譲位の際、中国から「共産主義に世襲制はなじまない」とクレームが付いていた。天皇制の踏襲はまかりならんというわけだ。

(了)

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