
アメリカのレモンド商務長官と中国の王商務相が会談し、偵察気球問題以降途絶えていた経済や貿易の分野での協議を再開しました。
APEC貿易担当大臣会合に出席するためアメリカを訪問している王文涛商務相は、25日、ワシントンでレモンド商務長官と会談しました。
中国商務省によりますと、両国は、経済や貿易に関する問題について「率直で専門的かつ建設的な意見交換をした」ということです。
中国側は、アメリカの半導体関連の輸出規制などに懸念を表明したと説明しています。
一方、アメリカ商務省によりますと、レモンド長官からアメリカの半導体関連企業などに対する中国側の対応に懸念が示されたということです。
両国の閣僚級の対話は、今年2月に偵察気球問題が取り沙汰されて以降ストップしていました。