きょう登板 日本ハム伊藤大海、ファン目線がプロの“仕込み”に/復刻

きょう登板 日本ハム伊藤大海、ファン目線がプロの“仕込み”に/復刻

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/04/07
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日本ハムドラフト1位指名を受け「新人王」と色紙に記し笑顔で撮影に応じる苫小牧駒大・伊藤(2020年10月26日撮影)

日本ハムのドラフト1位、伊藤大海投手(23)が7日、プロ初勝利と栗山監督の球団最多631勝目をかけてソフトバンク戦に先発する。子供のころからダルビッシュのファンで、今でも動画を見まくって参考にしている右腕。海の向こうでダルビッシュが好投したこの日、時間差でそれを上回るような投球を目指す。ドラフト翌日の昨年10月27日付で北海道版1面に掲載した「とっておきメモ」を復刻します。

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伊藤はこの春から、プロ野球の見方を変えた。試合結果や気になる投手の内容など、ファンとしての視点ではなくなった。次の舞台を見据えた“仕込み”。「誰がどういう球を打つのか。セ、パ関係なく知っておきたかった。大卒は即戦力と期待される。準備は無駄じゃない」。打者の傾向やデータを調べ、対戦を思い描いた。

次の目標を定め、逆算して前に進む。その信念は幼少期から変わらない。野球との出会いは幼稚園年長時。父清光さん(49)に買ってもらった誕生日プレゼントが、青いビニール製のグラブと木製バットだった。多忙な漁師業を終え、家で楽しそうにプロ野球を見ていた父の背中を見て「いつかは自分が、あの舞台に立つ」と恩返しを誓い、ボールを追い掛けてきた。

鹿部小時代には札幌ドームで、偉大な先輩に目を奪われた。日本ハムの紅白戦を見て「オーラが違った。僕もダルビッシュさんみたいになりたい。自分が投げるなら見にいきたいと言われるような投手になりたいと思った」。その英雄と同じユニホームを着て、今度は自分が次代の球界のエースを目指す。

大学を再入学して、扉をこじ開けた。「普通じゃ難しい決断をさせてもらった。支えてもらった両親には本当に感謝したい」。21日が、母正美さんの50歳の誕生日。5日遅れの母へのバースデープレゼントになった。【アマ野球担当・永野高輔】

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