
エンゼル・スタジアム
米大リーグで大谷翔平投手(28)が所属するエンゼルスは23日(日本時間24日)、昨夏から検討していた球団売却案を撤回すると発表。これを受けて米経済誌フォーブス電子版は24日、少なくとも3候補が買収に史上最高額のオファーを準備していたと報じた。
記事では「3候補のうちの1人は日本から声が上がり、潤沢な資金で買収にむけて動いていた」と伝えた。また1人はすでに建築家と建設会社を雇い、「本拠地エンゼルスタジアムを入念に確認。築57年で劣化が進むスタジアムの改修工事計画の見積もりを立てていた」と記し、スタジアム周辺の再開発で付加価値がつくと試算していたと明かした。
球団買収は、メッツのスティーブ・コーエン・オーナー(66)が2020年に行った24億2000万ドル(約3150億円)がこれまでの史上最高額だった。今回の3候補が動いたエンゼルスの買収は、最終的に30億ドル(約3900億円)に達したとの見解を示した。