
スウェーデンのゲーム企業Enad Global 7は、自社の所有しているイギリスのゲームスタジオ「Antimatter Games」について、今年中にスタジオを閉鎖する計画であることを発表しました。
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『Rising Storm』シリーズで知られるデベロッパー
Antimatter Gamesは『Rising Storm』シリーズなど作品開発で知られるデベロッパー。2019年にはEnad Global 7の前身であるToadman Interactiveに買収され、2022年には独立したスタジオとしてEnad Global 7傘下へと移行したことが発表されていました。
プレスリリースによると、今回のスタジオ閉鎖に関しては「グループとしての予測可能性と収益性を鑑みた上での、戦略的な選択肢の結果」であるとのこと。また、スタジオが開発中のステルスシューター最新作『IGI: Origins』が、グループの目標期間までの成果に届かなかったことも費用削減およびスタジオ閉鎖に繋がっているようです。

『I.G.I. Origins』『'83』の開発継続に関しては声明なし
発表の中では、2019年に制作が発表され、Antimatter Gamesが開発を続けている『IGI: Origins』および『'83』の開発継続についてのコメントはなく、今後の展開に明らかになっていません。スタジオでは2022年に開発環境を変化させることに伴い『'83』の開発を一時中断して『I.G.I. Origins』へ注力することを発表、2022年12月には最新ティーザー映像を公開していました。


Antimatter Gamesのスタジオ閉鎖の作業は今週から始まり、2023年の夏頃に閉鎖が完了する予定であるとのことです。
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