女性ひとりでも入りやすい!わがままアラカルトを愉しめる参宮橋の駅前イタリアン「イル ヴィスキオ」

女性ひとりでも入りやすい!わがままアラカルトを愉しめる参宮橋の駅前イタリアン「イル ヴィスキオ」

  • @DIME
  • 更新日:2020/11/21

■連載/おんなひとり酒のすすめ

女性が一人でも行きやすい店選びやオーダーの仕方などをゆるりとご提案する企画、「おんなひとり酒」。Vol.4は、リストランテで、目にも麗しい食事とワインを楽しみます!

こんな場所にこんなレストランが!?意外性がうれしい

新宿からほど近いのに、路地を入ると閑静な住宅地が広がるエリア、参宮橋。今回ご紹介するお店は、駅の改札からなんと51歩!で着くというイタリアン、「イル ヴィスキオ」。「宿り木」という意味の店名には、ゆっくり羽根を休める場所でありたい、という想いが込められているそう。改札を抜けると、本当にすぐ!花々で飾られた細い路地を入れば、そこがエントランス。

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オレンジイエローのドアを開けると、そこは商店街の喧騒とは別世界。白を基調に、光を活かした落ち着いた空間が広がります。壁にずらりと飾られたワイングラスを見て、すでに食欲&呑み欲がむくむくと…。

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リストランテなのに、気取らない。リラックスできる雰囲気

この4月より、対策のために席数を減らして営業しているという店内は、テーブル席とカウンターで構成。おひとりさまの場合、席間をとり、カウンターにお願いするそう。

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店内奥の大きな窓の目の前には、小田急線のホームが!取材中も、何度も電車が停車しているのが見えました。鉄ちゃん、鉄子さんにはたまらないのでは?実際、そうかな、と思われる方もいたそうで…。確かに、好きな方ならいつまでも長居してしまいそう…。

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実は、メニューはシェフのおまかせコース1種のみ。前菜盛り合わせ、前菜1、前菜2、本日のパスタ、本日の肉料理、〆パスタ、自家製のフォカッチャに、デザートまたはチーズまたは食後酒、そしてコーヒーまでついて、なんと驚きの4,800円(税抜)。このボリュームとコストパフォーマンスの良さにびっくり!

でも、おんなひとり。それほど食べられないし、ひとりでコースだと、空き時間の手持ち無沙汰感も気になるし…。そもそも、ひとりのお客様はいらっしゃるのか…?

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「いらっしゃいますよ。近隣の方、沿線の方で、『ひとりだけど』とお電話いただくことが多いです。一人でもコースを頼む方もいらっしゃるし、コースの中で『これとこれ』というようにピックアップしてオーダーいただくことも。アラカルトも対応しますが、実は逆に高くついてしまうので、コースがお得なんです」と、オーナーシェフの中田 淳さん。実際いただくと、男性でもしっかり満足できる量だから、女性の場合は、量の調整をお願いするのもありかも。

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ワインは、グラスでは白3種、赤3種ほどを用意。もちろんボトルでのオーダーもあるけれど、一人なら、料理と合わせてシャンパーニュ1杯を含んで5杯いただけるペアリングコースがおすすめだとか。シャンパーニュを含んでこの値段とは!酒呑みの気持ちをとてもわかってくれるシェフだと嬉しくなりました。

産直・有機を活かした目にも嬉しい皿ばかり

お店のオープンは、2013年4月。青森県の高校卒業後、中学のときからの夢だった料理人を目指し、大阪の調理師学校へ。卒業後、日本イタリアンの重鎮・落合努シェフのもとで働き、その後2年半イタリアへ。「ガイドブックを見て、気になったレストランに直接電話して働かせてもらうというのを繰り返し」(中田さん)、北から南まで5つのレストランで研鑽を積み、帰国。その後、こちらをオープン。

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コースメニューの内容や器など、中田さんの溢れる郷土愛を感じることができるのも、他のレストランとはちょっと異なるところ。例えば青森県の食材が必ず入っていたり、メインのお皿は津軽の五所川原市近辺で作られている「津軽金山焼」を採用していたり。この日、前菜2の「北海道産カチョカヴァッロチーズと生ハムの十和田ガーリックポークの肉巻き プーリア風」にペアリングされたオレンジワインも、学生時代を青森で過ごした方のニュージーランドのワイナリーのものだったり、ワインのインポーターが高校の同級生だったりと、オリジナリティに溢れている。青森に関連したイベントも、以前は定期的に行っていたそう。

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さて、今回は、前菜2品と本日のパスタをいただくことに。まずは、前菜の盛り合わせ。

どれも一口でぱくりといただけるちょうどよいサイズ。「気仙沼Ⅲメカジキの自家製燻製と桃のクロスティーニ」「山口県産鱧のカルピオーネ タルタルソースのせ」、そして取材時の9月頭にしか出ない、津軽地方で採れるトウモロコシ、「嶽きみの冷製スープ」。合わせるのは、すっきりとした白。んー、どれも美味しい!かぐわしい香りや食材の甘みが楽しめて、ワインがあっという間になくなってしまいました。

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前菜の2つめは、トマトソースの酸味とチーズの旨味、お肉の甘みが口の中で一体化する逸品。いただいたオレンジワインとの相性は抜群。こちらもペロリ、と完食。

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そして、お楽しみの「本日のパスタ」。「田子町産・緑の卵の生クリーム無しのローマ風カルボナーラスパゲッティ」。緑の卵!?と驚いて見せてもらうと、本当に緑! ニワトリとのかけ合わせで生まれたアローカナという品種の鶏で、日本一のニンニクの産地である田子町で育つだけあり、ニンニクやえごま粉末を餌としてとりいれ、卵自体のコレステロールが低いのだそう。

個人的に、なるべく炭水化物を控える生活をここ2年ほど続けているけれど、これを目の前にして、食べないわけにいかず…!!フォークをつかんで食べ始めると、舌にまとわりつく濃厚なソースで、目が“かっ!!”と見開くほどの美味しさ!!合わせていただいた赤ワインとともに、スピーディに食べてしまいました…。美味しかった…。本当に。

もともと、酒を呑むとそれほど多くの量の食事を食べられないタイプなので、私にはこれで十分。でも、もう少し呑みたいな…。そんな人には、食後酒のグラッパなどの用意もあるそうで。美味しかった余韻を楽しみながら、次回は本当にゆっくり来よう!と決意しました。

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スタッフとのカウンター越しの会話も楽しみ

笑顔がチャーミングでお話上手な中田さん。手の空いたときにはカウンターの方とのおしゃべりを楽しむこともあるそう。

今日は仕事頑張ったから、美味しいものとワインを満喫したい!というときに、電話一本でふらりと寄れる、素敵なお店でした。

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☆おんなひとり酒・今回の格言☆ とにかく行きやすい駅近のお店のカウンターは、ひとり酒の狙い目!

[SHOP DATA]
イルヴィスキオ
東京都渋谷区代々木4-6-5 A&U1F  03-5309-2366(要予約)
12:00~13:30(LO)、18:00~22:00(LO21:00) 定休日…月曜日
https://il-vischio.com/

取材・文/増本紀子
美容が専門ではありながらも、美味しい酒& 食を追い求める食いしん坊エディター。
友人には「ますミシュラン」と呼ばれている。

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