《めてみみ》早帰りの習慣

  • 繊研plus
  • 更新日:2022/06/23

東京都心からの仕事帰りの電車で、混雑する時間帯が以前と比べて早くなったと感じる。新型コロナウイルスの感染状況が改善し、3月22日にまん延防止等重点措置が全面解除されて以降、テレワークから出勤にシフトする人々が増えたとはいえ、コロナ下で浸透した「早帰り」の習慣は大きく変わらないようだ。

「飲食店の売り上げのピークの時間帯が変わった」と商業施設の担当者は口を揃える。行政による酒類の提供など営業制限がほぼなくなり、コロナ禍で減少していた夜の売り上げは回復しつつあるが、「それでもコロナ禍前には及ばない」。特に平日は「午後5時過ぎから午後7時までがピークで、午後7時を過ぎると急速に客足が減る」という。

この2年間で、働き方を含めて人々の生活スタイルが大きく変わった。やや落ち着き、外出機会の増加など平常に戻った部分もあるが、コロナ下で定着した習慣もある。

「早帰り」の習慣が定着したのかはまだわからない。ただし、コロナ下で多くの人々が「家で過ごす時間の大切さ」を実感し、それが行動に影響を与えているのは確かだ。

飲食をはじめ、消費者の商業施設の使い方、使う時間帯も変わった。ディベロッパーとテナントで連携して変化を見極め、営業時間や人員シフトの見直しを含め、柔軟に対応していくことが必要だ。

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