【宏太 ́Sチェック】ドウグラスオリベイラの「強引さ」が得点呼んだ

【宏太 ́Sチェック】ドウグラスオリベイラの「強引さ」が得点呼んだ

  • スポーツ報知
  • 更新日:2021/09/15
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◆明治安田生命J1リーグ第28節 札幌2-0C大阪(11日・ヨドコウ桜スタジアム)

札幌は、C大阪戦を素晴らしい内容で勝ってくれた。ホームで0―3で負けての中2日の戦い。難しい状況も、後ろの人がシンプルに裏を使い、前半からいい戦いをしていた。その中でも一番の勝因は、最初にドド(ドウグラスオリベイラ)を交代で入れたことに尽きる。

ドドは決してうまくはないが、キャンプから一生懸命やっていた。その彼をミシャが後半27分に投入した。きれいに攻めてもうまくいかない中、泥臭さやパワーがあるドドを入れたことで、周りも「今日必要なのは上手さじゃない」と感じ取った。ミシャの何とかしたいという思いが皆に伝わり、ドドの得点につながった。

これまでならジェイを出すのがセオリーだろう。ただ彼は引いてサイドでボールを受けるなどするからゴールは遠くなったと思うし、「中に入れろ」と言われたらそれを聞いてしまう選手も多い。今までのプランややり方が間違っている訳ではない。ただ勝負の分かれ道は点を取れるかどうか。無理やりにでもこじ開けるんだという強引さが上回って生まれた得点を機に、今後はゴール前での大胆な仕掛けが増えてくると思う。

ゴールに向かうドドの姿勢から生まれた得点で、他の選手も目覚めて欲しい。若い選手とベテランが融合しているチームなら若手が自由にやってベテランがゲームを作れるが、札幌は若い選手が圧倒的に多い。これまでは周りに頼る部分が目立っていたが、開き直りも必要なのは分かったはず。順位を1つ上げるために個々が何をできるかは、ドドのひたむきさから感じられたはずだ。(吉原 宏太、1996~99年札幌FW)

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