居眠り状態で大型トラック運転の男に禁錮3年 4台玉突きし1人死亡、5人重軽傷の事故

居眠り状態で大型トラック運転の男に禁錮3年 4台玉突きし1人死亡、5人重軽傷の事故

  • 神戸新聞NEXT
  • 更新日:2021/11/25

兵庫県尼崎市内で7月、大型トラックを運転中に乗用車など4台が絡む玉突き事故を起こし、男子大学生1人を死亡、男女5人に重軽傷を負わせたとして、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の罪に問われた元トラック運転手の男(46)=福岡県苅田町=の判決公判が25日、神戸地裁尼崎支部であり、佐藤洋幸裁判官は禁錮3年(求刑4年6月)を言い渡した。

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神戸地方裁判所尼崎支部の外観=尼崎市水堂町3

判決によると、男は7月31日午前1時ごろ、尼崎市武庫之荘9の県道交差点で、居眠り状態で大型トラックを運転し、信号待ちをしていた軽乗用車に追突。前方の乗用車とトラックの衝突事故を引き起こし、西宮市の男子大学生=当時(20)=を死亡、男女計5人に重軽傷を負わせた。

検察側は、会社の規定で高速道路代が自費負担になることから「給与を下げたくない一心で時間を要し、身体にかかる負担が大きくなる一般道をできるだけ利用した」「眠気や疲れを感じながら運転することが常態化していた」と悪質性を主張した。

男は「今後、償うことを1日も忘れずに反省することを誓います」と謝罪した。佐藤裁判官は、路肩に停車して一度外の空気を吸うなどさまざまな対処法があったとし「今後、被害者の方への申し訳ない気持ちを忘れないように」と話した。

兵庫県警尼崎北署は今月19日、過労状態での運転を容認したとして、男の勤務していた佐賀県の運送会社「ロジコン」と同社の運行管理者の男性を道交法違反(過労運転容認)の疑いで書類送検している。

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