「空気清浄機」家電屋で年末年始によく売れた3機種とイマイチだった1機種

「空気清浄機」家電屋で年末年始によく売れた3機種とイマイチだった1機種

  • 日刊SPA!
  • 更新日:2022/01/15

―[家電屋さんのトリセツ]―

皆さん、こんにちは。関東の某家電量販店に、十数年間務めている店員のスズキです。黒物から白物まで、ジャンルを問わずさまざまな商品の販売に携わり、店長も務めたことがある私が、日々の生活に役立つ家電の情報をお届けしていきます。

◆空気清浄機の売れ筋商品は?

No image

※写真はイメージです(以下同)

前回は「家庭用炊飯器」をテーマに、家電量販店全体で「年末年始に売れた3機種とイマイチだった1機種」を解説しました。

今回も同じように「空気清浄機」の売れ筋商品をご紹介したいと思います。

人気機種はすでに品薄になっていますので、興味のある人はぜひ参考にしてみてください。

◆▼シャープ「KC-N50」

いちばん売れた空気清浄機は、‘20年9月に登場したシャープの「KC-N50」です。型落ち、かつエントリーモデルなだけあって、実勢価格が2万円程度とお財布に優しいのが人気の理由。寝室で利用するなど、2台目に買われる方が多かった印象です。

低価格帯のエントリーモデルとはいえ、基本性能はまずまず。独自の空気浄化技術「プラズマクラスター7000」が搭載されていますし、部屋全体に風を素早くいき届ける「スピード循環気流」で、遠くのホコリも引き寄せてくれます。

パワフルな加湿を実現しながら、電気代が気にならないのもうれしいですね。フィルターも優秀で集塵と脱臭、プレフィルターの3つのフィルターが、臭いやホコリをキャッチしっかりとキャッチしてくれますよ。

◆▼ダイキン「MCK70X」

No image

次いで人気だったのが、‘20年12月に発売されたダイキンの「MCK70X」になります。実はこの空気清浄機、約1年前に公開した『「空気清浄機」家電販売員が本当に買いたい3機種と絶対に買わない1機種』で、1位に推薦したモデルでした。当時の実勢価格が7万円だったのに対して、いまは3万8000円程度とかなりお求めやすくなっています。

MCK70Xは、独自の強力な分解力を持つ「ストリーマ技術」と、小林製薬の抗菌技術を活用して開発された「抗菌加湿フィルター」を搭載。適用畳数31畳まで対応した圧倒的な清浄能力を誇ります。

搭載されたフィルターは性能の劣化がほとんどなく、10年交換しなくても大丈夫なところも特筆すべき点です。型落ちになり、本体の価格がかなり下がっているので、1年前に紹介したときよりもコスパはさらによくなっています。

◆▼シャープ「KI-NX75」

3位は、880mL/hの大容量加湿と低騒音化を実現したシャープの「KI-NX75」でした。こちらも‘20年9月に登場した型落ちモデルで、実勢価格は4万円程度になります。

KI-NX75は、独自の空気浄化技術「プラズマクラスター25000」を搭載。カビ菌やウイルスの作用を抑制してくれますし、センサーで見張って気流を賢く制御する「効果実感モード」が使えるのもポイントです。

また、「自動掃除パワーユニット」で、定期的に本体背面のプレフィルターにたまったホコリをパワーブラシでかき取り、ダストボックスに集めてくれるのもうれしいですね。

◆年末年始、売れ行きがイマイチだったのは…

No image

型落ちモデルが人気だった一方で、最新モデルは遅れを取る結果となりました。

‘21年10月に発売されたダイキンの「MCK55Y」も、セールスがイマイチだった商品のひとつ。実勢価格は5万円程度になります。

MCK55Yは、省スペースなスリムタワー型加湿ストリーマ空気清浄機。空気中の浮遊ウイルスやカビ菌を吸い込んで抑制し、1年中飛散する全国の花粉を無力化してくれます。

◆人気の型落ち商品は今後どんどん品薄

10年間交換不要のフィルターも採用していて、決して悪い商品ではありませんが、前の55Xと比べると変更点が弱い印象です。

操作部に抗菌加工がついて安心感が増したのですが、お客さまに訴求しにくいですし、MCK55Yと比べて基本性能が高いMCK70Xがあまりにもお買い得すぎたのも販売台数が伸び悩んだ理由だと思います。

空気清浄機全体で見ると型落ち商品が人気でしたが、型落ち商品は今後どんどん品薄になってきます。

型落ちを狙うのは、いまが最終チャンスかもしれません。型落ちの空気清浄機の購入を検討されている方はお早めに!

◆〈年末年始に売れた空気清浄機BEST3〉

▼1位 シャープ「KC-N50」 実勢価格:約2万円

独自の空気浄化技術「プラズマクラスター7000」を搭載したエントリーモデル。性能は決して高くありませんが、お財布に優しい価格帯が受けたのか、寝室で利用するなど、2台目に買われる方が多かったと思います

▼2位 ダイキン「MCK70X」 実勢価格:約3万8000円

独自の強力な分解力を持つ「ストリーマ技術」と、小林製薬の抗菌技術を活用して開発された「抗菌加湿フィルター」を搭載。適用畳数31畳まで対応した圧倒的な清浄能力を誇ります。フィルターを10年間交換しなくていいのもうれしいですね

▼3位 シャープ「KI-NX75」 実勢価格:約4万円

カビ菌やウイルスの作用を抑制してくれる独自の空気浄化技術「プラズマクラスター25000」を搭載。センサーで見張って気流を賢く制御する「効果実感モード」が使えるのもポイント

◆〈年末年始に売れなかった空気清浄機〉

▼1位 ダイキン「MCK55Y」 実勢価格:約5万円

省スペースなスリムタワー型加湿ストリーマ空気清浄機。性能が悪いわけではありませんが、より性能の高いMCK70Xを安く購入できたので、年末年始は販売台数が伸び悩んだ印象です

―[家電屋さんのトリセツ]―

【家電量販店のスズキ】

関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加