祖父の死で「巻き爪ケア」に目覚める...引きこもりからの逆転人生/女子アナ日下千帆の「美女は友達」

祖父の死で「巻き爪ケア」に目覚める...引きこもりからの逆転人生/女子アナ日下千帆の「美女は友達」

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  • 更新日:2022/07/05
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日下アナ(左)と豊留さん

今回ご紹介する美女は、1冊の本との出会いをきっかけに引きこもりから脱出し、現在は巻き爪ケアのお店を4店舗も経営している豊留菜摘さんです。

千葉県松戸市出身。高校生の頃、ソフトテニス部に所属していた豊留さんは、ケガに悩まされることが多く、よくトレーナーのお世話になっていました。次第に、自分がアスリートのサポートをしていきたいと思うようになり、柔道整復師の専門学校に進みます。

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卒業後、整形外科に就職し、骨折や脱臼の治療やリハビリを担当しましたが、職場でセクハラにあい、3年で退職してしまいました。

退職後の豊留さんは、電車に乗るだけで呼吸が苦しくなったり、夕方になると気分が落ち込むようになり、1年半の間、仕事もできずに引きこもっていたそうです。

一日中、YouTubeで動物の動画を見て過ごすために、Wi-Fiが使える図書館に通うようになりました。ある日の朝、情報番組の星占いで「ラッキーアイテムはクリーム色の本」と言われたため、図書館で座った席から一番近い棚にあったクリーム色の本を手に取りました。これが豊留さんの運命を変える1冊となったのです。

「本田健さんが書いた『ユダヤ人大富豪の教え』(だいわ文庫)という本でした。その本には、全編を通して自立の素晴らしさが書かれていましたが、なかでも衝撃を受けたのが、“自分が豊かになったら、次は人を豊かにする覚悟をしなさい” という1行でした。これを読んで、起業しようと決意しました」

これまでの引きこもり生活から一転、まずは、資格を活かせるデイサービスの仕事に就きました。

「脳梗塞のリハビリを担当したところ、運動機能が向上していくのが目に見えてわかりました。人に喜んでもらえることにやり甲斐を感じ、働くことを楽しいと思えるようになりました」

起業への焦りもありましたが、このときはまだ、何をやればいいのかわからなかったそうです。起業のきっかけとなったのは、お爺さまの転倒事故でした。

「祖父は巻き爪の悪化で靴が履けなくなり、レジ袋を履いて外出していたのですが、ある日、足を滑らせて大腿骨を骨折してしまいました。そして残念ながら、寝たきりのまま退院できずに亡くなったのです。

人を救いたいという思いで資格を取ったのに、身内さえも救えなかった。しかし、この一件で、巻き爪の矯正法があることを知り、巻き爪専門店で起業しようと決めました。

実は、世の中の10人に1人が巻き爪なのに、ご自身が気づいていないことが多いようです」

歩行時のバランス不良や歩き方の影響、つま先をぶつけたり、窮屈な靴の圧力が爪にかかることで巻き爪になることがあるそうです。

最初は無店舗の出張サービスから始め、しばらくは飛び込み営業で集客を続けましたが、2019年、板橋に初出店。その後、神田、日暮里、六本木と4店舗を構えるまでに成長しました。

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施術中の豊留さん

「それまでは順調に売り上げを伸ばしてきましたが、3店舗を増やした当月からコロナの流行が始まりました。出張サービスがストップし、緊急事態宣言による外出自粛も始まりました。

スタッフの給料を支払うために、一年間、毎朝5時起きで、7時から14時までビル清掃のアルバイト続けました。それから店に出勤し、20時まで働いていました。

結果的には、アルバイトする必要はなかったのですが、私を信じて入社してくれたスタッフにしっかりと給料を支払いたいとの一心でアルバイトを続けました。今となっては清掃のアルバイトの経験ができてよかったと思っています」

雇用を継続するのは、大変なことです。しかし、すごい体力ですね。

2021年には、これから起業したい方への手助けができればと思い、新たにHP制作やSNS運用、インスタやTikTokへの動画配信サービスのビジネスを立ち上げました。

今後の目標として、巻き爪店の全国展開やスクール運営を計画中。1冊の本から大きく運命が変わった豊留さんのように、みなさんにもきっとどこかに幸運のきっかけが隠されているはずです。

人生は、それを見つけるアドベンチャーだと思うと、ワクワクしますね。

■ゼロから起業するための3カ条

(1)「なぜ」を追求する

なぜパーキングの看板の色使いは黄色と黒なのか。何気ない日常に「なぜ」を探していくと、いろいろな気づきがあり、ビジネスチャンスにつながります。

(2)読書はバランスよく

小説は語彙を増やし、会話力を高めます。一方、ビジネス本は、今の悩みをダイレクトに解決してくれます。

(3)常に情報収集を怠らない

どのような話でもついていけるように、広く浅くでいいので、情報を集める。ロールモデルはホステスさん。どんな人とも、会話でフックがかかると、距離が縮まります。仕事は人が運んでくるもの。話題が豊富であるほど、関係構築がスムーズになります。

●日下千帆(くさかちほ)
1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も

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